栗田卓也の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○栗田政府参考人 御指摘のありました簡易迅速な手続運用という選択肢としましては、過去の収用事案において行われた合理的な権利者調査の実例が参考になりますし、簡易迅速という目的に照らして大変有効ではないかというふうに考えております。
したがいまして、これまでに所有者や持ち分が確定しないままに収用裁決を行った事例につきまして、また、いろいろなカテゴリーがあります、所有者不明とか相続手続がまだであるとか、そういった事情ごとに整理した上で、起業者が行う権利者の調査方法ですとか、これを受けました収用委員会の対応のあり方について、現在取りまとめ作業をしておるところでございます。あわせて、土地収用に基づく緊急使用につきましても、具体的な実例をもとに、制度を活用できるケース等について取りまとめる作業を行っております。
今後、判例との整合性も考慮しながら、この作業を急ぎまして、今後の参考となりますように、起業者あるいは収用委員会事務局等の関係者にお示しをし、活用を働きかけてまいりたいと考えております。
こういった全般的な努力とともに、個々の事案につきましてきめ細かい対応を進めるということも大事であるというふうに考えております。今後とも、起業者や各県の収用委員会と密接に連絡をとり合いながら、個々の具体的な課題への相談にきめ細かく対応する、そういった取り組みも進めてまいりたいと考えております。