安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○安倍内閣総理大臣 この国土強靱化についての福井委員の今回の質問によって、国民の皆様の、我々が進めている国土強靱化に対する理解は進んだのではないかと思います。
我々は、何といっても、三・一一、東日本大震災を経験いたしました。そして、今後、首都直下地震、南海トラフ地震が懸念されている中において、国民の命そして生活を守るために国土強靱化を進めていく、これはまさに焦眉の急なんだろうと思います。
本質は、先ほどパネルで示しておられたように、人命の保護を最大限図られるべきである、そして重要な機能が致命的な障害を受けないようにしていく。これはまさに、人を助ける、あるいはその後、人々が生活をしていく上において、重要なライフラインを確保していかなければいけない。さらには、そのための被害の最小化、そして早急な復旧を図っていく。こうしたことを確保していくための、まさに国土強靱化なんだろう。
これはソフト、ハード両面でやっていかなければならないわけでありまして、政府としては、内閣発足以来、重点的に対策を講ずべき分野を明らかにするなどの取り組みを行ってまいりました。
また、さきの国会における基本法の成立を受けて、昨年十二月には、全閣僚で構成される国土強靱化推進本部を立ち上げたところであります。今後、基本法に基づきまして、この五月を目途に、国土強靱化の推進に向けた指針となる、国土強靱化基本計画を策定する予定であります。引き続き、必要性や効果の高いものに重点化して取り組みを進め、災害に強い国づくりを計画的に進めていきたい。
先ほどおっしゃったように、町内会、例えば、木造密集地においては、地域でどのように延焼を防ぎ、そして、みんなで命を守るために協力して活動する、こういう協力が常日ごろから行われていることも重要であります。こうしたこともあわせ、国土強靱化を進めていきたい、このように決意をしております。