宇都隆史の発言 (外交防衛委員会)

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○宇都隆史君 事故後に、政府としてもろもろの対策の強化というのは取られているんだろうと思います。
 今御答弁いただいたように、防護壁を造ったりだとか警察を増強したりだとか周辺海域の海上保安庁の警備体制を強化したりとかあるんでしょうけれども、まだまだ、これまでの流れの中で原子力を担当している民間の警備の意識と、それから実際に我が国の国防に関わるような訓練をしている防衛省との間の乖離といいますか、差というのは非常に多いような気がいたします。
 専門的に軍事的な訓練を受けたような特殊工作員が数名入り込んできて、それなりの装備を持ってきたときに、本当にそれが対応できるのだろうか。あくまで前回よりは、事故前よりは強化したというそれは比較差であって、本質的な、悪意を持ったプラントに対する攻撃に対しての対応というのがしっかり取れているのかという部分は、私はまだまだ想定外になっているんではないかなということを深刻に憂えているわけなんです。
 そこで、防衛省にもちょっとお聞きしますけれども、仮に、災害でも結構です、原子力災害があったときに、そのプラントに対して災害派遣を自衛隊として行わなければならない、その上でのハード的な不備というのに、自衛隊の中で、こういう原子力災害の専門家という人員が極めて少ないという話であったりとか、そういう部隊自体も一部しか持っていないわけですね。
 あるいは、そういう原子力施設が多数存在する、立地されているようなところのすぐ近くに駆け付けられるような部隊がどの場所にもきっちりあるのかというと、例えばですけれども、福井などは原発立地過密地域ですけれども、あの福井のところにもし災害があったときに駆け付ける隊区に指定されているのは石川県にある金沢の連隊なんですね。何か起こってすぐ駆け付けても、陸路だけでもう二時間近く掛かってしまうというような、そういう連隊に災害派遣の隊区は任せていて、実際にその現場で話を聞いてみると、非常に問題である、自分たちも危機的に問題点を感じているというような話も聞きます。
 あるいは、実際に放射能で汚染された中での活動をしなきゃいけないような場合について、ロボットであったり、今回も水を投入するのに急遽ヘリに放射線を余り透過しないようなフィルムを中に張って水を投下したという事案も聞いていますけれども、その辺りの防衛省としてのハード上の不備というのをどの程度お捉えになっているか、これ、政務官、お願いいたします。参考人でも結構です。

発言情報

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発言者: 宇都隆史

speaker_id: 26022

日付: 2014-04-17

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会