森田哲夫の発言 (経済産業委員会)
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○参考人(森田哲夫君) 先生が言われますように、おっしゃられますように、経営指導員としての本当に役割は大きいというふうに思っております。
今、現在、全国に千六百七十一の商工会があるわけですけれども、これ、一都市商工会当たりにしますと六・四人の職員でございまして、しかもなおかつその中で経営指導員は二・五人が平均でございます。そんなことで非常に忙しいというのがまず第一点でございます。
とにかく、巡回訪問を中心に置きながら、なおかつ記帳とかあるいは税務、金融、あるいは労務、労働等々、多くの経営改善事業を進めながらの巡回訪問をして、会員の皆様方あるいは非会員の皆様方のいろんな御意見を伺いながら、それを御支援に向けていくということでございますので、大変多くの時間が使われておりまして、もう本当に経営指導員一人当たり、一人何役ということで進めておるのが現状でございます。
そんな中で、今般、経営発達支援計画ですか、そういうことで新たに支援の内容が強化をされていくわけでございますけれども、この期待に十分応えられますように我々も一生懸命頑張っていかなきゃいけないとは思っておりますのですけれども、何しろこの人員の少なさで本当にどこまでやれるのかなという、そういう危惧を持っておるのが事実でございます。
ちょっと私の地元の方のことで一つお話しさせていただきますと、実は私は愛知県は豊明市の商工会の会長でもあるんですけれども、会員数が千二百なんですね。それで、人口は六万八千の町ですけれども、その中で、経営指導員が三名、それと局長を入れましては四名で主に走り回ってやっておるわけですけれども、訪問だけでも一人当たり三百件あるわけでございます。それだけの事業所を受け持っておるわけでございます。
そういう中で、なおかついろいろと町おこし事業もやっておりまして、例えば、とよあけ花の街づくりであるとか、あるいは名物料理作りであるとかとか、いろんなそういうものは商工会が主になってやっておる事業でございますので、そういうものの活動だけでも大変でございます。
もうそんなようなことから、本当にこの上に新たにそれが入ってくるということは、非常に重要なことではあるんですけれども、ひょっとするとあれもこれもになっちゃいまして、どれもこれもが何か中途半端になっちゃうおそれが、本当にちょっとそれが危惧されているところでございます。
そんなような意味合いからも、人的資源の確保と申しますか、より一層経営指導員の資質の向上も必要でございますし、何よりも数的な面でのどうしても確保も今後考えていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思っております。もしそれが多くなれば多くなるだけのきちっと効果を出していけると我々は自負を持っておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上でございます。