岡田直樹の発言 (国の統治機構に関する調査会)
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○岡田直樹君 自民党の岡田直樹と申します。
本日は、山下先生、高安先生、大変示唆に富むお話を賜り、誠にありがとうございます。お礼を申し上げたいと思います。
最初に、山下先生にお伺いをしたいと存じます。
山下先生とは、参議院で、しかも議院運営委員会という、まさにねじれ国会の影響の直撃を受けたところで共に理事を務めさせていただいた経験を私は持っておりまして、平成十九年であったと思いますけれども、当時の安倍政権が参議院選挙に敗北をして第一次ねじれ国会が出現をし、自公連立与党は参議院で少数与党に転落、与野党の対立が非常に激化をして我々議運でも苦心惨たんをした中で、この二院制の在り方というものを探るべくドイツにまで行って、山下先生と、あのドイツの連邦参議院というのは、非常にドイツの国会といいますか、日本の衆議院に当たる下院とは違った役割を果たしておると、そういうところを共に勉強させていただいた、そんな経験も懐かしく思い出すわけでございます。
そして、先ほど山下先生からお話がありましたとおり、先生がねじれ国会の中で苦肉の策として委員長視察ということを本当に熱心になさっておられたということを当時から注目をしていたわけでありますけれども、今日改めて深い感銘を受けたわけであります。
ただし、苦肉の策であったと思います。本来ならば、やはり委員会が開かれて質疑を行い、そして委員会で視察が行われることが正常な姿であろうと思います。今ねじれ国会でなくなったわけでありますけれども、将来またねじれるかもしれませんし、また政権交代が起こるかもしれない。そういうどんな状況の下でもこの行政監視委員会というものが正常に機能をするということは、党派を超えて参議院のために大変重要なことだと思うんです。
先ほども先生から衆議院とは違うというお話がありました。衆議院では決算行政監視委員会ということに一くくりになっておりますけれども、参議院では独立した行政監視委員会ということで、この行政監視ということが大変大きな使命になっておる。このことをどういう政治状況の中でも機能させていくためには何が必要であろうか。与野党を超えて常に正常に機能する仕組みをつくっておくべきではないかというふうに私は思うんですけれども、この点について、まず山下先生のお考えがございましたら、お伺いをしたいと思います。