岡田直樹の発言 (国の統治機構に関する調査会)
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○岡田直樹君 どうもありがとうございました。
お尋ねしたいことはたくさんあるんですけれども、また山下先生には個人的にも御指導をいただきたいと思います。
引き続き、高安先生にお尋ねをしたいと存じます。
選挙制度のことにもお触れでございましたけれども、衆議院選挙で政権与党が敗北をすればこれはもちろん政権交代が起こるわけでありますけれども、参議院選挙が時の政権の、あるいは内閣の死命を制するということが往々にしてあると思うんであります。
例えば、昔の、橋本龍太郎総理が参議院選挙に負けて退陣に追い込まれたとか、あるいは第一次安倍晋三政権のときも参議院選挙に敗れて、続投を決意したものの間もなく退陣に追い込まれた。あるいは、政権交代の後も、菅直人総理のときの参議院選挙で敗れて、そのことがしばらく後には菅政権の退陣あるいはまた次の政権交代へとつながっていくと。非常に日本は国政選挙が頻繁にあると思うんですね。ほとんど毎年のように衆参の選挙をやっております。
先ほどの平成十九年の申し上げた安倍さんが負けたあの参議院選挙から数えても、二十一年にあの政権交代の衆議院選挙があり、二十二年には逆に菅さんが敗れた参議院選挙があり、二十四年には政権交代が再び起こった衆議院選挙、そして昨年、二十五年にも参議院選挙があって、本当に国政選挙ない年の方が珍しいと思うのであります。
このように、毎年のように国政選挙を行われることが一つの国政の不安定条件を生んでいるのではないか。アメリカのように、大統領制で任期四年、少なくとも四年間は安定した任期があるということであれば、中間的に民意を問う中間選挙というものが意味を持ってくるというふうにも思うんですけれども、日本の場合は、衆議院選挙ならぬ参議院選挙で負けて政権交代や退陣というような、こういうことが多い。このことをどのように先生はお考えであるかということと、一つちょっととっぴなことを申し上げるかもしれませんけれども、参議院選挙が多過ぎるとなれば、三年に一回半数改選を行っておるわけでありますけれども、これを六年に一度の総選挙にするということ、これは当然憲法改正を伴いますので容易なことではございませんけれども、こういうことの検討の余地はないのかということをまずお尋ねしたいことと、それと、度々問責、総理に対する問責が行われました。福田康夫総理に対して、麻生総理に対して、いずれも総辞職や解散に追い込まれた。また、野田総理もしかりであります。何か目には目をみたいな形で繰り返されてきたこの連鎖というものをどこかで理性的に抑制をする必要があるのではないかと思っております。内閣不信任案に近いような効果を持つこの問責決議案というものをどのように評価されるかということについてもお尋ねをしたいと思います。