野依良治の発言 (内閣委員会)

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○参考人(野依良治君) 今回の問題につきましては、個人、チーム、それから組織の複合的な要因があったというふうに認識しております。
 今回研究不正と判断されました事項は論文作成上のデータの取扱いに関するものでありますけれども、通常でありますと、研究倫理教育の徹底、実験ノートの確認、研究データの適切な管理、研究途上における批判的な観点からの再検討、再検証の実施、それから論文の共著者等による生データへの立ち返っての確認等が行われることによりまして、事前にチェック機能が働いて問題点を把握することができたというふうに考えております。
 今回の調査委員会の報告書におきまして、小保方氏が他の機関で行いました研究を若山研におきまして客員研究員の身分で継続し、その後、自らがリーダーを務める研究室において発展させたという研究環境の変遷がございます。それから、成果取りまとめに近づいた段階に入りまして、笹井氏と丹羽氏という、それぞれ若山氏とは独立した立場のシニアの研究者がデータの補強、あるいは論文の作成のために協力することになったという事情がございまして、これらによりまして研究のチェック機能が果たされなかったとされております。
 こうした点につきましても、今後のチェック体制の見直しの際に十分に考慮していくことが必要というふうに認識しております。

発言情報

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発言者: 野依良治

speaker_id: 16491

日付: 2014-05-13

院: 参議院

会議名: 内閣委員会