二之湯武史の発言 (文教科学委員会)
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○二之湯武史君 ありがとうございます。
つまり、大学は普通教育を中心とした部分に重点を置いている、それ以外の学校種は職業教育の方が重点を置いていると、簡潔に言うとそういうことだと思います。
そういった中で、よく日本の大学進学率とかいろんなお話がされる中に、やっぱり今の大学の、要は、担う機能というのを踏まえた話というのが私は必要だと思うんですね。大事だと思うんです。前回の委員会で、日本の大学生は勉強時間が短いとか、入学当時の学力が低い、つまり大学に入ってから高校の教育内容を補習しなきゃいけない、そういった大学生が増えている、若しくはそういう学業に対する問題意識が低い学生が増えていると、こういったようなお話がございました。
確かに平均値で見るとそうかもしれません。私が申し上げたいのは、要は大学生若しくは大学と一口に言っても、平均すればそうかもしれません、先ほどの問題の所在がどこにあるかというのを細かく見なきゃいけないと思うんですね。私は、本来今の普通教育を担っている大学に行くべき適性がない学生まで今大学に行ってしまっているという状況があるのではないかということを申し上げたいというふうに思っております。
つまり、先ほどから申し上げているように、大体、主要先進国では三対七なんですよね。本来はその七に行くべき人間が日本の場合は大学という枠組みの中に行ってしまって、そういった子供たちが学業への問題意識若しくはそういった大学という場に学ぶだけの前提を踏まえないまま、要は何となく大学に行ってしまっていると、こういった現状が私は日本の社会にあるのではないかと。
そういった意味でいうと、要は職業教育に本来は適性がある人間まで普通教育を中心に行っている大学に行ってしまっていると、そういう現実があるのではないかと。そういうために勉強時間が短いとか学力が低いというような、そういう批判が出てきているのではないかというそういう仮説を私は持っているんですが、それに関してはどういうふうにお考えでしょうか。