中曽宏の発言 (予算委員会)

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○参考人(中曽宏君) 新興国の金融市場でございますけれども、昨年の十二月にFRBが資産買入れ減額、これはテーパリングと言っておりますけれども、この開始を決定した後も総じて落ち着いていたんでございますけれども、今年に入ってから、いわゆる経常収支あるいは財政収支といった面で構造的に脆弱性を抱えるような一部の新興国におきまして通貨が大きく下落するなど、神経質な動きになってございます。それの影響は御指摘のとおりでございますが、為替ですとか株価など、我が国の市場にも及んでいるところでございます。もっともということになるんですが、FRBが資産の買入れのペースの縮小を開始した基本的な背景には、米国経済の回復といった点があると思ってございます。
 日本銀行では、今後、米国を始めとした先進国経済の回復テンポは増していくというふうに見てございます。そして、その好影響は次第に新興国経済にも及んでいくと考えてございます。今後とも、私ども、国際金融資本市場やあるいは世界経済の動向、そしてこれらが日本経済に与える影響というのを注意深く見ていきたいというふうに考えてございます。

発言情報

speech_id: 118615261X00320140206_006

発言者: 中曽宏

speaker_id: 20734

日付: 2014-02-06

院: 参議院

会議名: 予算委員会