村上史好の発言 (安全保障委員会)
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○村上(史)委員 微妙な時期ですので、大臣も答えにくい部分はあると思います。
ただ、この問題は、本当に日本国民として、また政治家としても悩ましい問題だと思います。前に進めていきたいという思いがある一方、北朝鮮を利するようなことはしたくないという思いの中で、家族会の皆さんも含めて、揺れ動いているんだろうなというふうに思います。
ただ、私が思いますのは、過去を見ましても、ずっとこの数年間、ほとんど対話のチャンネルがなかったということで、前に進めなかった。当時、拉致家族、被害者家族の皆さんは、何とか交渉のパイプをつくってほしいという要望もございました。そういう面において、今回、平壌に調査団を送ることのメリット、リスク、また、送らないことのメリット、リスク、それを双方考えなければならないと思いますが、これは意見が分かれると思いますけれども、対話の窓口を閉じないということ。
それと、あわせて、北朝鮮という国は管理国家ですから、本来、調査なんてあしたにもできるという国だと思います。それを、あえてこういう形で交渉に、引き合いに出してきているということは、明らかに北朝鮮としては意図を持ったこういう提案だろうと思います。
しかし、それを十分わかった上で、日本側の対応あるいは態度が一番重要だと思うんですけれども、いかなる北朝鮮の新たな提案、具体的な提案についても一切耳を傾けない、あくまでもこの調査を早く結果を出していく、それが北朝鮮の責任だ、我々は調査に来たけれども一切交渉には応じない、と同時に、北朝鮮の対応次第によっては、一部制裁を解除いたしましたけれども、これを再制裁をするんだというぐらいのことを北朝鮮にメッセージとして送っていく、シグナルを送っていくということも重要だと思います。
そういう面で、この問題、シビアな問題ではありますけれども、ぜひ、全面解決に向けて、政府はもとより与野党の議員、また日本国民全体で解決に向けて頑張っていく、それに向けての大臣のかたい決意をお示しください。