阪口直人の発言 (外務委員会)
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○阪口委員 ありがとうございます。
最後の言葉は非常に大臣の思いがこもったものと私は受けとめました。
これはカンボジアに限らずですが、独裁的という言葉が正しいのかどうかわかりません、カンボジアは、ここ二十年、民主的な選挙が行われて、その中で、フン・セン首相がリーダーとして君臨してきた国でございますが、例えば、カンボジアの歴史を見ても、体制が変わったときに、リーダーがリーダーでなくなったときにどうなるかというと、殺されるか亡命するかということが続いてきたわけですね。ですから、不正が起こり得る余地をなるべくなくしていくことと同時に、誰が勝っても次にもチャンスがある、そういった制度をしっかりつくることにもやはり日本は貢献をすべきであると私は思っています。
実は、野党の救国党は、政権からおりても在任中のことでは起訴はしないという法案をつくるべく、人民党に対しても呼びかけを行っています。
私は、カンボジアは、本当に次の選挙の結果次第では、場合によっては内戦になる可能性さえも否定できないぐらい、人民の選挙制度に対する不信と、また、人民党政権の強権的な手法に対しては不満を持っていると思います。このことについては人民党政府もよくわかっているので、だからこそ、今選挙制度改革に積極的に取り組もうとしているわけでございます。
彼らは、欧米よりも日本に期待するところが非常に強いということを私も感じておりますので、ぜひそういったイニシアチブを日本がとっていく、岸田大臣がぜひ中心になって進めていっていただきたいと思いますので、この点について、先日に続いて、きょうはどうしてもお話をさせていただきたいという思いで質問させていただきました。
重ねて申し上げると、首相案件であること、そして、カンボジアに長年かかわってきた日本としての一つの仕上げ、総仕上げの一環であること、また、中国などを意識した際にも、国民の声が反映される政治制度、経済システムをつくることが双方にとって非常に利益があるということを踏まえて、ぜひ頑張っていただきたいと思います。
私の質問は以上です。ありがとうございました。