阪口直人の発言 (外務委員会)

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○阪口委員 必要に応じてということですけれども、最初に質問させていただいた、密漁船の所在、また密漁を生み出すメカニズムも明らかになっていないということであれば、これはやはり、十分な情報収集が行われているとは言えないのではないかと、正直、大変に疑問に思うところでございます。
 それで、最初に申し上げたように、小笠原の地元の方々などは、どうしても、自衛隊があるわけですから、それをどうにか使ってほしいんだということをおっしゃるわけですね。
 自衛隊の任務としては、いわゆる海上警備行動という任務がございます。一般には、この海上警備行動というのは、私の理解では、いわゆる武装した船舶が海域で何らかの行動を行ったときに発令されるものであると理解しております。
 ただ、小笠原の方々からすると、例えば、二百隻以上の船が連日来ていることによって、自分たちの漁船が中国漁船に追いかけ回されたり、あるいはつきまとわれたり、あるいは、無灯火航行をしているために危なくて船が出せない、非常に生命の危険を感じる状況だと聞いています。
 また、中国の船の存在によって、漁具の破壊が懸念されるということで、通常の漁業活動、経済活動ができない、あるいは制約をされる。
 さらに、この海域は世界自然遺産の海域でもございますので、本当に観光資源でもあるわけです。特に、今からの季節、私も参加しましたが、ホエールウオッチングのシーズンでもあって、これが大変な収入源でもあるわけですね。
 したがって、いわゆる国民の生命財産を脅かす状況をつくり出しているという解釈もでき得ると思います。
 いろいろな議論があることは私も当然承知しておりますが、しかし、無害通航権というのは単なる通航に対して適用される考えであって、私は、この周辺で密漁をする、あるいは徘回をしているという状況を、単に航行している、通航していると捉えるのは、少し無理があるのではないかと感じております。
 例えば、今後このような事態がさらに進行する、また、その中で、実際に船がいろいろな犯罪組織とかかわっているとすれば、武器を携行している可能性もこれは否定できないわけですね。
 自衛隊として、一歩進んだ行動、これが海上警備活動かどうか、それはともかくとして、これらの問題を解決し、そして国民の財産生命を守るということで、何らかの対応が検討されているのか、あるいは、大臣、まだお答えいただいておりませんが、このことについて、まずは大臣として、今の一連の質問に対してですけれども、どのように考えていらっしゃるのか、対応が必要だと思われているのか、お答えをいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 阪口直人

speaker_id: 9238

日付: 2014-11-12

院: 衆議院

会議名: 外務委員会