西出則武の発言 (災害対策特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○西出政府参考人 火山噴火の予測は、地震計による火山性地震や火山性微動の観測、傾斜計及びGNSSによる地殻変動の観測、遠望カメラによる噴気等の状況の観測を行いまして、これらの観測データを、過去の噴火の際の観測データをも考慮して、総合的に判断することにより行うものであります。
今回の御嶽山の噴火につきましては、委員御指摘の九月十日から十一日にかけて火山性地震が増加しておりましたが、まず、地殻変動や噴気に変化が見られませんでした。また、火山性微動が発生しておりませんでした。さらに、火山性地震の回数が二〇〇七年のごく小規模な噴火のときと比べても少なく、また、十二日以降減少したこと、これらのことから、警戒レベルを引き上げる判断には至りませんでした。
現在の火山に関する知見、予測の科学的水準では、今回のような水蒸気噴火については噴火の予兆の把握は極めて困難であります。また、一時的な火山性地震の増加は、噴火が起こらない場合でも数多く見られる現象であり、このことから、今回の御嶽山の噴火は、噴火警戒レベルの引き上げが難しい事例であったと考えております。