西田譲の発言 (法務委員会)
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○西田委員 ありがとうございます。
やはり、女性が輝く社会、当然でございます。輝いていただかなきゃいけません。しかし、私は、それは一義的にはもう個人の努力であり、才能であり、そして運も大事ですけれども、そういったことが非常に大事。恐らく、世の多くの女性も、何か政府の施策によって輝きたいなんて思っている人はほとんどいないんじゃなかろうかというふうにも思っております。
もう一つ、先ほど、法務行政において男性が働く環境を整えるというふうにおっしゃいました。私は、逆にそれも女性が輝く社会につながるというふうに思うんですね。何も社会に出て働く方々だけが輝くわけではないわけでございます。例えば、法務行政で働く御主人を持たれている献身的な女性は、やはり自分の旦那さんが仕事場で輝くことを望んでいるわけでございますから、女性が輝く社会を目指すためにも、そういう家庭に対して献身的な女性をもきちんと気配りできるような、そういう視野をぜひ持っていただきたい、このように思っております。よろしくお願いを申し上げます。
さて次に、選択的夫婦別姓の問題でございます。
きょう初めて、大臣のこの問題に対する考え方を午前中からずっと伺っておりました。いわゆる革新的な選択的夫婦別姓運動をやっていらっしゃるわけじゃないんだなということで、安心はしておるわけでございます。
やはりこの問題は、非常に革新的にやっている政治問題であるわけでございます。マルクスが家族の廃止と絶叫しました。そしてエンゲルスが、愛情に基づく婚姻関係のみが道徳的であると言って、恋愛至上主義の事実婚を訴えました。それを受けて、我が国でも、昭和五十年代から、共産党さんを中心に、非嫡出子の相続平等化であったり、そして九〇年に入れば、法務省も法制審に出しましたけれども、この夫婦別姓の問題、離婚手続の簡素化の問題、こういうふうに、家族弱体化に向かうような民法改悪の動き、革新的な動きがあることはしっかりと把握をしていただきたいというふうに思っております。
ただ、大臣は、答弁を聞いておりますと、そういうことではどうやらなさそうだというふうに思うわけでございます。しかし一方で、やはり、今慎重である理由を、世論を論拠として慎重であるべきというやの答弁が非常に多いのが気になるところでございます。
ですので、お伺いしたいんですが、世論次第では夫婦別姓の導入に向けた民法改正をするおつもりがあるのか、お伺いをしたいと思います。