安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○安倍内閣総理大臣 今のままで農業がいいんだ、農業の今の状況のままでいいんだ、あるいは農協も今のままでいいんだと思っている人は、ほとんど私はいないんだろうと思います。
近年、ずっと農業人口は減少しているわけであります。私の地元も、多くは農業地帯であります。農家の方々、おじいさん、おばあさん、本当に多いです。一生懸命、真面目につくっておられますが、相当高齢化しているのも事実でありまして、このままでは、まさに地域も崩壊をしていくという状況にあるわけでありますから、まさにここで我々は、農業を変えていく、成長産業に変えなければいけないわけでありまして、若い皆さんが農業の分野で、自分たちの情熱や努力で未来を切り開いていくことができる分野なんだ、このように思ってもらえるような、そういう農業に変えていきたいと思います。
そのためにも、経営マインドを持つ意欲ある農業の担い手が活躍しやすい環境を整備することが重要であります。六十年ぶりとなる農業、農協の抜本改革に、そのために取り組んでいく考えであります。
地域の農協が主役となり、創意工夫を発揮して、農業の成長産業化に全力投球できるようにするとともに、連合会、中央会は地域の農協のサポートに徹するというのが今回の農協改革の基本的な考えであります。
昭和二十九年にできたわけでございまして、まさにこれは私が生まれた年でありますから、この中央会制度も還暦を迎えていると言ってもいいんだと思いますね。
ですから、先ほど紹介されたように、当時一万を超えていた農協は七百に減少しているわけでありまして、それぞれ自立できる状態にあるなど、制度発足時と状況は変化しています。これを踏まえて、自律的な新たな制度に移行する必要があり、農協法に基づく現行の中央会制度は存続しないことになると考えています。
これらの考え方に立って政府が中心となって検討を行い、次期通常国会に関連法案を提出すべく、検討を進めていくこととしております。