小松裕の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)
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○小松委員 自由民主党の小松裕でございます。
本日は、質問の機会を与えていただきましたことに改めて感謝を申し上げます。
大臣は、所信表明の中で、科学技術・イノベーションは、持続的な経済成長をもたらす原動力となるものであり、未来の成長の源泉である、このように述べられました。全くそのとおりだと感じます。
午前中の審議でも、イノベーションの定義についての議論がありました。イノベーションとは、単なる技術革新ではなく、経済的あるいは公共的な価値の創造、これを意味すると理解しています。そのためには、基盤となる基礎研究力を高めること、そのための人材育成、そして、研究を日本のイノベーション創造につなげていくための仕組みが欠かせないわけであります。
私自身、かつては医学部の教官として基礎研究や臨床研究などの医学研究に携わり、また、二〇〇五年から八年間、日本スポーツ振興センターという独立行政法人でありますけれども、そこのスポーツ医学の研究員として研究にかかわりながら、研究という分野の日本におけるさまざまな問題点を感じてまいりました。
このような中、昨年、研究開発力強化法、独立行政法人通則法が改正されました。これは、いわば我が国の研究力をイノベーションに変えていくための第一歩であり、これからがスタートであるというふうに考えています。言い方をかえれば、我が国の科学技術研究をイノベーションに変えていくためには、まだまだ解決しなければいけない課題があると私は認識しています。
そこで、本日は、我が国の研究の質を上げていくという観点に立って、特に人材育成を中心に質問をさせていただきたいと思います。
研究開発力強化法、独立行政法人通則法が改正され、研究開発成果の最大化を目的とする国立研究開発法人制度がこの四月からスタートいたしました。これは、我が国の研究をイノベーションの実現につなげていくための仕組みと理解しています。
一方で、日本においては、多くの研究者が大学を拠点として研究をしているという現状もあるわけであります。
このような中、改めて、新たな国立研究開発法人での研究と大学における研究の役割分担そして連携についてどのようにお考えか、お聞かせください。