緒方林太郎の発言 (外務委員会)
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○緒方委員 そもそも、私も外務省条約課にいましたのでよくわかりますけれども、外務省で安全保障法制をやっているときに、一九七二年、昭和四十七年のその見解を余り引用したことがなかったんですね、ほとんどなかったと思います。事実上使っているのは、一九八一年、稲葉誠一議員に対する質問主意書答弁というのが、逆に、これしか見たことがなかったぐらいでありまして、恐らく、七二年の見解を使っているのは、先ほど言われた根底から覆されるという部分が載っていて、これはいいわと思ってそこを使ったということだと思います。
それはともかくとして、この件は非常にわかりにくい。国民の大半は、今までの見解を見ると、それ自体で一つの論理を構成している、全体が一つの論理を構成していて、そして、その結果として集団的自衛権が行使できるというふうに言われてしまうと、頭に絶対にはてなマークがつくと思います。そういうふうに今大臣が言われたような切り分けをしていること自体が、それ自体が一つの解釈なんです。
既存の政府見解の基本的な論理に従ってというその言い方、私はやめるべきじゃないかと思います。いかがですか。