外務委員会
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会
会議録情報#0
平成二十七年三月二十五日(水曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 土屋 品子君
理事 秋葉 賢也君 理事 大野敬太郎君
理事 島田 佳和君 理事 辻 清人君
理事 三ッ矢憲生君 理事 寺田 学君
理事 小熊 慎司君 理事 佐藤 茂樹君
秋本 真利君 井上 貴博君
井林 辰憲君 小渕 優子君
大塚 高司君 大見 正君
小林 鷹之君 今野 智博君
佐々木 紀君 白石 徹君
助田 重義君 鈴木 隼人君
渡海紀三朗君 中根 一幸君
中村 裕之君 星野 剛士君
松島みどり君 宮路 拓馬君
武藤 貴也君 務台 俊介君
緒方林太郎君 吉良 州司君
鈴木 貴子君 長島 昭久君
青柳陽一郎君 木内 孝胤君
岡本 三成君 赤嶺 政賢君
穀田 恵二君 玉城デニー君
…………………………………
外務大臣 岸田 文雄君
内閣官房副長官 加藤 勝信君
防衛副大臣
兼内閣府副大臣 左藤 章君
外務大臣政務官 中根 一幸君
防衛大臣政務官 原田 憲治君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 前田 哲君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 藤山 雄治君
政府参考人
(内閣官房内閣参事官) 斉藤 和重君
政府参考人
(法務省大臣官房審議官) 杵渕 正巳君
政府参考人
(外務省大臣官房長) 上月 豊久君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 山上 信吾君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 豊田 欣吾君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 滝崎 成樹君
政府参考人
(外務省北米局長) 冨田 浩司君
政府参考人
(外務省中東アフリカ局長) 上村 司君
政府参考人
(外務省経済局長) 齋木 尚子君
政府参考人
(外務省国際法局長) 秋葉 剛男君
政府参考人
(外務省領事局長) 三好 真理君
政府参考人
(防衛省大臣官房審議官) 辰己 昌良君
政府参考人
(防衛省地方協力局次長) 山本 達夫君
外務委員会専門員 辻本 頼昭君
—————————————
委員の異動
三月二十五日
辞任 補欠選任
河井 克行君 務台 俊介君
佐々木 紀君 今野 智博君
薗浦健太郎君 中村 裕之君
星野 剛士君 助田 重義君
松島みどり君 宮路 拓馬君
穀田 恵二君 赤嶺 政賢君
同日
辞任 補欠選任
今野 智博君 佐々木 紀君
助田 重義君 秋本 真利君
中村 裕之君 井林 辰憲君
宮路 拓馬君 松島みどり君
務台 俊介君 河井 克行君
赤嶺 政賢君 穀田 恵二君
同日
辞任 補欠選任
秋本 真利君 星野 剛士君
井林 辰憲君 井上 貴博君
同日
辞任 補欠選任
井上 貴博君 大見 正君
同日
辞任 補欠選任
大見 正君 白石 徹君
同日
辞任 補欠選任
白石 徹君 薗浦健太郎君
—————————————
三月二十四日
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第一一号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第一一号)
国際情勢に関する件
————◇—————
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 土屋 品子君
理事 秋葉 賢也君 理事 大野敬太郎君
理事 島田 佳和君 理事 辻 清人君
理事 三ッ矢憲生君 理事 寺田 学君
理事 小熊 慎司君 理事 佐藤 茂樹君
秋本 真利君 井上 貴博君
井林 辰憲君 小渕 優子君
大塚 高司君 大見 正君
小林 鷹之君 今野 智博君
佐々木 紀君 白石 徹君
助田 重義君 鈴木 隼人君
渡海紀三朗君 中根 一幸君
中村 裕之君 星野 剛士君
松島みどり君 宮路 拓馬君
武藤 貴也君 務台 俊介君
緒方林太郎君 吉良 州司君
鈴木 貴子君 長島 昭久君
青柳陽一郎君 木内 孝胤君
岡本 三成君 赤嶺 政賢君
穀田 恵二君 玉城デニー君
…………………………………
外務大臣 岸田 文雄君
内閣官房副長官 加藤 勝信君
防衛副大臣
兼内閣府副大臣 左藤 章君
外務大臣政務官 中根 一幸君
防衛大臣政務官 原田 憲治君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 前田 哲君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 藤山 雄治君
政府参考人
(内閣官房内閣参事官) 斉藤 和重君
政府参考人
(法務省大臣官房審議官) 杵渕 正巳君
政府参考人
(外務省大臣官房長) 上月 豊久君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 山上 信吾君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 豊田 欣吾君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 滝崎 成樹君
政府参考人
(外務省北米局長) 冨田 浩司君
政府参考人
(外務省中東アフリカ局長) 上村 司君
政府参考人
(外務省経済局長) 齋木 尚子君
政府参考人
(外務省国際法局長) 秋葉 剛男君
政府参考人
(外務省領事局長) 三好 真理君
政府参考人
(防衛省大臣官房審議官) 辰己 昌良君
政府参考人
(防衛省地方協力局次長) 山本 達夫君
外務委員会専門員 辻本 頼昭君
—————————————
委員の異動
三月二十五日
辞任 補欠選任
河井 克行君 務台 俊介君
佐々木 紀君 今野 智博君
薗浦健太郎君 中村 裕之君
星野 剛士君 助田 重義君
松島みどり君 宮路 拓馬君
穀田 恵二君 赤嶺 政賢君
同日
辞任 補欠選任
今野 智博君 佐々木 紀君
助田 重義君 秋本 真利君
中村 裕之君 井林 辰憲君
宮路 拓馬君 松島みどり君
務台 俊介君 河井 克行君
赤嶺 政賢君 穀田 恵二君
同日
辞任 補欠選任
秋本 真利君 星野 剛士君
井林 辰憲君 井上 貴博君
同日
辞任 補欠選任
井上 貴博君 大見 正君
同日
辞任 補欠選任
大見 正君 白石 徹君
同日
辞任 補欠選任
白石 徹君 薗浦健太郎君
—————————————
三月二十四日
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第一一号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第一一号)
国際情勢に関する件
————◇—————
土
土屋品子#1
○土屋委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房長上月豊久君、大臣官房審議官山上信吾君、大臣官房審議官豊田欣吾君、大臣官房参事官滝崎成樹君、北米局長冨田浩司君、中東アフリカ局長上村司君、経済局長齋木尚子君、国際法局長秋葉剛男君、領事局長三好真理君、内閣官房内閣審議官前田哲君、内閣審議官藤山雄治君、内閣参事官斉藤和重君、法務省大臣官房審議官杵渕正巳君、防衛省大臣官房審議官辰己昌良君、地方協力局次長山本達夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房長上月豊久君、大臣官房審議官山上信吾君、大臣官房審議官豊田欣吾君、大臣官房参事官滝崎成樹君、北米局長冨田浩司君、中東アフリカ局長上村司君、経済局長齋木尚子君、国際法局長秋葉剛男君、領事局長三好真理君、内閣官房内閣審議官前田哲君、内閣審議官藤山雄治君、内閣参事官斉藤和重君、法務省大臣官房審議官杵渕正巳君、防衛省大臣官房審議官辰己昌良君、地方協力局次長山本達夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
土
土
緒
緒方林太郎#4
○緒方委員 民主党、緒方林太郎でございます。
外務委員会、初バッター立ちということで、よろしくお願いを申し上げます。
私は出身が外務省でございまして、平成六年入省、平成十七年にやめまして、それから十年弱が過ぎております。平成六年四月一日、外務省の門をたたいたことを今改めて思い直しているところであります。
本日は所信に対する質疑ということで、外務大臣に質問でありますが、これは直前の通告になりましたけれども、外務大臣に一つ御答弁をいただきたいのが、先般、南フランスの非常に山がちな地域、私も地図を見てみましたけれども、非常に山がちなメオラン・ルベルという町があります。そこの町でジャーマンウイングスのフライトが墜落をして、そして死者が相当出ている。フランスの交通担当閣外大臣によれば、生存者はいないというようなことも閣外相は言っておられます。
この件に関しまして、事実確認と、さらには日本政府の対応について御答弁をいただければと思います、外務大臣。
この発言だけを見る →外務委員会、初バッター立ちということで、よろしくお願いを申し上げます。
私は出身が外務省でございまして、平成六年入省、平成十七年にやめまして、それから十年弱が過ぎております。平成六年四月一日、外務省の門をたたいたことを今改めて思い直しているところであります。
本日は所信に対する質疑ということで、外務大臣に質問でありますが、これは直前の通告になりましたけれども、外務大臣に一つ御答弁をいただきたいのが、先般、南フランスの非常に山がちな地域、私も地図を見てみましたけれども、非常に山がちなメオラン・ルベルという町があります。そこの町でジャーマンウイングスのフライトが墜落をして、そして死者が相当出ている。フランスの交通担当閣外大臣によれば、生存者はいないというようなことも閣外相は言っておられます。
この件に関しまして、事実確認と、さらには日本政府の対応について御答弁をいただければと思います、外務大臣。
岸
岸田文雄#5
○岸田国務大臣 御指摘の案件ですが、三月二十四日、現地時間十一時ごろになりますが、バルセロナ発デュッセルドルフ行きジャーマンウイングス九五二五便が、南フランス、アルプス山脈に墜落をしたということを承知しております。
そして、多くの乗員乗客が命を落とした可能性が高いという情報に接しており、大きな衝撃を受けると同時に、心から哀悼の意を表し申し上げたいと思います。そして、乗客名簿の中に、二名、日本人と思われる名前が確認をされています。
現地には、今、フランス、ドイツの関係者が向かっていると承知をしていますが、こうした関係各国とも連携しながら、今、情報収集とそして安否確認に、日本国政府としても全力を挙げて取り組んでいる、こういった状況にあります。
引き続き、情報収集に努めていきたいと考えています。
この発言だけを見る →そして、多くの乗員乗客が命を落とした可能性が高いという情報に接しており、大きな衝撃を受けると同時に、心から哀悼の意を表し申し上げたいと思います。そして、乗客名簿の中に、二名、日本人と思われる名前が確認をされています。
現地には、今、フランス、ドイツの関係者が向かっていると承知をしていますが、こうした関係各国とも連携しながら、今、情報収集とそして安否確認に、日本国政府としても全力を挙げて取り組んでいる、こういった状況にあります。
引き続き、情報収集に努めていきたいと考えています。
緒
緒方林太郎#6
○緒方委員 日本人の方が二人含まれているのではないかということでありまして、邦人保護の観点から、遺漏なきように何とぞよろしくお願いを申し上げるところであります。
それでは、質疑に入っていきたいというふうに思います。
最初に、安全保障法制の件からスタートをさせていただきたいというふうに思います。
私が、三月五日、予算委員会で質問をした際に、安全保障法制関係で中谷国務大臣の方から、資料の三枚目にあります、そのような答弁がありました。記録に残す観点から、ちょっと読ませていただきます。
やはり、いかなる事態においても国民の命と暮らしを守り抜くということ、そして、国際協調主義に基づいて国際社会の平和と安定のためにこれまで以上に積極的に貢献するために閣議決定を行ったわけであります。
まず、一、武力攻撃に至らない侵害の対処、二、国際社会の平和と安定への一層の貢献、三、憲法九条のもとで許容される自衛の措置といった、安全保障法制全般の課題について検討を行い、あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする法整備を進めているところであります。
このうち、第三の、憲法九条のもとで許容される自衛の措置については、我が国を取り巻く安全保障環境が大きく変化をしまして、他国に対する武力攻撃であったとしても、我が国の存立を脅かすということも現実に起こり得るということを踏まえて、我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによって我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福の追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないとき、そして必要最小限度の実力を行使することは、従来の政府見解の基本的論理に基づく自衛のための措置として、憲法上許容されるという判断に至ったわけであります。
これが中谷大臣の答弁でありました。
防衛担当の副大臣、おられると思いますが、これは、政府の統一見解ということでよろしゅうございますか。
この発言だけを見る →それでは、質疑に入っていきたいというふうに思います。
最初に、安全保障法制の件からスタートをさせていただきたいというふうに思います。
私が、三月五日、予算委員会で質問をした際に、安全保障法制関係で中谷国務大臣の方から、資料の三枚目にあります、そのような答弁がありました。記録に残す観点から、ちょっと読ませていただきます。
やはり、いかなる事態においても国民の命と暮らしを守り抜くということ、そして、国際協調主義に基づいて国際社会の平和と安定のためにこれまで以上に積極的に貢献するために閣議決定を行ったわけであります。
まず、一、武力攻撃に至らない侵害の対処、二、国際社会の平和と安定への一層の貢献、三、憲法九条のもとで許容される自衛の措置といった、安全保障法制全般の課題について検討を行い、あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする法整備を進めているところであります。
このうち、第三の、憲法九条のもとで許容される自衛の措置については、我が国を取り巻く安全保障環境が大きく変化をしまして、他国に対する武力攻撃であったとしても、我が国の存立を脅かすということも現実に起こり得るということを踏まえて、我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによって我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福の追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないとき、そして必要最小限度の実力を行使することは、従来の政府見解の基本的論理に基づく自衛のための措置として、憲法上許容されるという判断に至ったわけであります。
これが中谷大臣の答弁でありました。
防衛担当の副大臣、おられると思いますが、これは、政府の統一見解ということでよろしゅうございますか。
左
緒
岸
緒
緒方林太郎#10
○緒方委員 この答弁の前の問いというのは、私は、昨年七月一日の閣議決定の骨子はいかなるものですかという問いに対して、この答弁をいただいております。昨年七月一日の閣議決定の骨子についてはいかなるものですかというその問いに対するこの答弁であります。
ここで質問をかえたいと思います。問い一に戻ります。
村山談話、河野談話についてお伺いいたします。
村山談話、河野談話の骨子というのはいかなるものですか、大臣。
この発言だけを見る →ここで質問をかえたいと思います。問い一に戻ります。
村山談話、河野談話についてお伺いいたします。
村山談話、河野談話の骨子というのはいかなるものですか、大臣。
岸
岸田文雄#11
○岸田国務大臣 村山談話、河野談話の骨子ということですが、それぞれ多くの内容を含んでおります。
それぞれ丁寧に説明をしなければならない御質問かと思いますが、安倍内閣としましては歴代内閣の歴史認識全体を引き継いでいるわけですので、河野談話、村山談話の内容についても、安倍内閣はしっかり引き継いでいるものだと承知をしております。
この発言だけを見る →それぞれ丁寧に説明をしなければならない御質問かと思いますが、安倍内閣としましては歴代内閣の歴史認識全体を引き継いでいるわけですので、河野談話、村山談話の内容についても、安倍内閣はしっかり引き継いでいるものだと承知をしております。
緒
緒方林太郎#12
○緒方委員 七月一日の閣議決定についての骨子については、これだけ詳細に述べていただけるんですよね。これだけ詳細に述べていただいて、そして、この村山談話と河野談話の骨子がいかなるものですかという、これは質問通告いたしております。
片方についてこれだけ詳細に答えている以上、村山談話、河野談話の骨子について、質問通告もいたしておりますので、もう一度答弁を願います、外務大臣。
この発言だけを見る →片方についてこれだけ詳細に答えている以上、村山談話、河野談話の骨子について、質問通告もいたしておりますので、もう一度答弁を願います、外務大臣。
岸
岸田文雄#13
○岸田国務大臣 まず、河野談話につきましては、平成三年十二月から平成五年八月までの関係資料の調査及び関係者からの聞き取りを行い、これらを全体として判断し、そして、慰安婦問題に関する政府の見解として、当時の河野洋平内閣官房長官から発表したものであります。
そして、村山談話につきましては、平成七年八月十五日に、戦後五十周年の終戦記念日に当たっての政府の見解として、村山富市当時の内閣総理大臣から発表したものであります。
この発言だけを見る →そして、村山談話につきましては、平成七年八月十五日に、戦後五十周年の終戦記念日に当たっての政府の見解として、村山富市当時の内閣総理大臣から発表したものであります。
緒
緒方林太郎#14
○緒方委員 それは経緯ですよね。ただの経緯だと思います。それは、中身について全く踏み込むことなく、ただのこういうふうにつくりましたという経緯であって、骨子というのは、広辞苑等々を見ますと、全体を構成する重要な部分と書いてあります。中身の、全体を構成する重要な部分として骨子という言葉が定義されているわけでありまして、もう一度お伺いをいたします。
村山談話、河野談話のその骨子というのはいかがなものですか、大臣。
この発言だけを見る →村山談話、河野談話のその骨子というのはいかがなものですか、大臣。
岸
岸田文雄#15
○岸田国務大臣 まず、河野談話の骨子としましては、さまざまな調査、聞き取りを行った上で、当時の政府として、慰安婦問題についてどのように考えたか、その見解について取りまとめた、これが河野談話であります。
村山談話につきましては、戦後五十年に当たりまして、政府として今日までの日本の歩みについて見解を取りまとめた、そういった内容の談話だと承知をしています。
この発言だけを見る →村山談話につきましては、戦後五十年に当たりまして、政府として今日までの日本の歩みについて見解を取りまとめた、そういった内容の談話だと承知をしています。
緒
緒方林太郎#16
○緒方委員 何度も申し上げますが、それはただの経緯でありまして、例えば閣議決定でいいますと、これこれこういう経緯で自由民主党と公明党が協議をした結果、こういうふうにまとまりました、それを閣議決定いたしましたというだけのものです。
しかし、予算委員会で、私の質問に対して中谷国務大臣は、骨子はいかがなものですかと聞いたら、中身にこれだけ踏み込んで骨子について答弁をされておられます。この中身の濃さの内容を村山談話、河野談話でも骨子について述べるべきだと思います。もう一度お願いします、大臣。
この発言だけを見る →しかし、予算委員会で、私の質問に対して中谷国務大臣は、骨子はいかがなものですかと聞いたら、中身にこれだけ踏み込んで骨子について答弁をされておられます。この中身の濃さの内容を村山談話、河野談話でも骨子について述べるべきだと思います。もう一度お願いします、大臣。
岸
岸田文雄#17
○岸田国務大臣 先ほど経緯とおっしゃいましたが、談話の内容において、しっかりと考えなければいけない点について、どういった存在であるかということについて申し上げた次第であります。
そして、その説明の詳しさということについて御指摘をいただきました。
ボリューム等において同じぐらい説明をしろということになりますと、ちょっといま一度整理をする必要があります。改めてお答えをさせていただきたいと存じます。
この発言だけを見る →そして、その説明の詳しさということについて御指摘をいただきました。
ボリューム等において同じぐらい説明をしろということになりますと、ちょっといま一度整理をする必要があります。改めてお答えをさせていただきたいと存じます。
緒
緒方林太郎#18
○緒方委員 これは質問通告しているんですよね、質問通告しているんです。このことを聞きますと言っているにもかかわらず、もう一度検討するというのは、それは明らかに準備不足だと思いますし、先ほど岸田大臣が言われた話、例えばですけれども、大学受験で、村山談話をぱっと見せてこれの骨子を書きなさいと言って、岸田大臣のような答弁をすれば零点ですよ。それはただの経緯であって、中身に全く踏み込まずに、これこれこういう経緯でつくられましたということは、これは骨子とは、恐らく日本語の定義として言わないと思います。
質問通告していないのであれば、これはお答えできませんということだと思いますけれども、質問通告しているんです。もう一度、大臣、骨子について大臣の答弁をお伺いいたしたい。
この発言だけを見る →質問通告していないのであれば、これはお答えできませんということだと思いますけれども、質問通告しているんです。もう一度、大臣、骨子について大臣の答弁をお伺いいたしたい。
岸
岸田文雄#19
○岸田国務大臣 骨子について御質問いただきました。
今、私が答弁させていただいておりますのは衆議院の外務委員会であります。外務委員会の場で政府として答弁をさせていただく、これは大変重たいものだと思います。
河野談話、村山談話、政府としてしっかりと引き継いでいるものではありますが、その内容についてどのように整理をして答弁するのか、その点につきましては、しっかりと精査した上でお答えしなければならないと存じます。
質問通告をいただいていた、そのとおりであります。河野談話、村山談話、どういった談話であるかという質問通告をいただいていたのはそのとおりでありますが、この趣旨につきまして、今御質問がありましたような十分な趣旨を理解していませんでしたので、その精査をしていなかったことについてはおわびを申し上げますが、談話の内容についてのお答えは、今申し上げたようなことで、改めて整理をさせていただきたいと存じます。
この発言だけを見る →今、私が答弁させていただいておりますのは衆議院の外務委員会であります。外務委員会の場で政府として答弁をさせていただく、これは大変重たいものだと思います。
河野談話、村山談話、政府としてしっかりと引き継いでいるものではありますが、その内容についてどのように整理をして答弁するのか、その点につきましては、しっかりと精査した上でお答えしなければならないと存じます。
質問通告をいただいていた、そのとおりであります。河野談話、村山談話、どういった談話であるかという質問通告をいただいていたのはそのとおりでありますが、この趣旨につきまして、今御質問がありましたような十分な趣旨を理解していませんでしたので、その精査をしていなかったことについてはおわびを申し上げますが、談話の内容についてのお答えは、今申し上げたようなことで、改めて整理をさせていただきたいと存じます。
緒
緒方林太郎#20
○緒方委員 この後、議論をしようと思っていましたけれども、質問できないんですよね、これ以上。
自分たちが推進したいと思っている、政府として推進したいと思っている閣議決定の内容については、骨子はいかなるものですかと聞けば、それが何ら問題なくぶわっと出てくる。全く同じ問いなんです。村山談話、河野談話の骨子はいかなるものですかという全く同じ問いを、仕立てをしているにもかかわらず、片方についてだけはぶわっと話をされる、そして、片方については経緯をだらだらと述べられて、それ以上についてはお答えできない。これはおかしいんじゃないですか。
この発言だけを見る →自分たちが推進したいと思っている、政府として推進したいと思っている閣議決定の内容については、骨子はいかなるものですかと聞けば、それが何ら問題なくぶわっと出てくる。全く同じ問いなんです。村山談話、河野談話の骨子はいかなるものですかという全く同じ問いを、仕立てをしているにもかかわらず、片方についてだけはぶわっと話をされる、そして、片方については経緯をだらだらと述べられて、それ以上についてはお答えできない。これはおかしいんじゃないですか。
岸
岸田文雄#21
○岸田国務大臣 御質問についてですが、確認しましたところ、緒方委員の方から、質問主意書として同旨の質問を受けております。そして、政府として正式に閣議決定した答弁の中身が、私が先ほど答弁させていただいたような中身となっておりました。ですので、この場では、質問主意書に対する政府の答えの内容をもってお答えする準備をしていたところであります。
その答弁について、また不十分だという御指摘をいただきました。それ以上のことにつきましては、改めて、これは精査してお答えする必要があるかと存じます。
この発言だけを見る →その答弁について、また不十分だという御指摘をいただきました。それ以上のことにつきましては、改めて、これは精査してお答えする必要があるかと存じます。
緒
緒方林太郎#22
○緒方委員 私は、この件について質問主意書を出しています。事実上のゼロ回答ということでありました。ゼロ回答です。
読み上げますと、今言った質問に対して、「お尋ねの「河野談話」は、平成五年八月四日に、慰安婦問題に関する政府の見解として河野洋平内閣官房長官から発表したものである。 また、お尋ねの「村山談話」は、平成七年八月十五日に、戦後五十周年の終戦記念日に当たっての政府の見解として村山富市内閣総理大臣から発表したものである。」
骨子を聞いて、これだけしか答えていないんですね。
そもそものこの主意書答弁が不誠実なんですね。聞いていることに対して、中身を答えることなく経緯だけを答えている。これがおかしいから、ではほかのところで聞いたらどうなるんだろうと思って聞いてみたら、中身についてだあっと、資料でお配りしたような感じで、非常に詳細に答弁をいただいている。これはダブルスタンダードじゃないですかね。
全く質問の仕立て自体は同じであります。それに対して、自分たちが推進したいものについては一生懸命答えるけれども、自分たちとして少しいろいろな思いがあって控えたいと思うものについては、その答弁をただの経緯論で済ませてしまう、ここに今の内閣の姿勢があらわれているというふうに思いませんか、大臣。
この発言だけを見る →読み上げますと、今言った質問に対して、「お尋ねの「河野談話」は、平成五年八月四日に、慰安婦問題に関する政府の見解として河野洋平内閣官房長官から発表したものである。 また、お尋ねの「村山談話」は、平成七年八月十五日に、戦後五十周年の終戦記念日に当たっての政府の見解として村山富市内閣総理大臣から発表したものである。」
骨子を聞いて、これだけしか答えていないんですね。
そもそものこの主意書答弁が不誠実なんですね。聞いていることに対して、中身を答えることなく経緯だけを答えている。これがおかしいから、ではほかのところで聞いたらどうなるんだろうと思って聞いてみたら、中身についてだあっと、資料でお配りしたような感じで、非常に詳細に答弁をいただいている。これはダブルスタンダードじゃないですかね。
全く質問の仕立て自体は同じであります。それに対して、自分たちが推進したいものについては一生懸命答えるけれども、自分たちとして少しいろいろな思いがあって控えたいと思うものについては、その答弁をただの経緯論で済ませてしまう、ここに今の内閣の姿勢があらわれているというふうに思いませんか、大臣。
岸
岸田文雄#23
○岸田国務大臣 先ほど、河野談話、村山談話につきましては、本日も、質問主意書にお答えした基本的な内容をもとにお答えをさせていただきました。
そして、七月一日の閣議決定の内容につきましては、その際発表した文書等をもとにお答えをさせていただきました。
別に、その説明の仕方に何か理由とか背景があるとは考えてはおりません。
この発言だけを見る →そして、七月一日の閣議決定の内容につきましては、その際発表した文書等をもとにお答えをさせていただきました。
別に、その説明の仕方に何か理由とか背景があるとは考えてはおりません。
緒
緒方林太郎#24
○緒方委員 いや、説明とその仕方について特段の背景があるわけではないと言っていますが、今、政権として、村山談話、河野談話については全体として引き継ぐと言っている、ここで骨子について答えたら、では骨子ぐらいは受け入れているんですねというふうに聞かれる、それが嫌だからこの骨子についてはゼロ回答にしている、そういうことじゃありませんか、大臣。
この発言だけを見る →岸
岸田文雄#25
○岸田国務大臣 それは御指摘は当たらないと思います。
再三お答えしていますように、安倍内閣としては、歴代内閣の歴史認識全体を引き継いでいるわけですので、河野談話全体そして村山談話全体、これもしっかり引き継いでおります。どの部分を引き継ぎ、どの部分を引き継がないか、そんなことはありません。全体として引き継いでおります。
この発言だけを見る →再三お答えしていますように、安倍内閣としては、歴代内閣の歴史認識全体を引き継いでいるわけですので、河野談話全体そして村山談話全体、これもしっかり引き継いでおります。どの部分を引き継ぎ、どの部分を引き継がないか、そんなことはありません。全体として引き継いでおります。
緒
緒方林太郎#26
○緒方委員 しかしながら、それであれば、骨子を答えるはずですよね。それであれば、こんな答えはしないはずですよ。
骨子というのは、先ほど言いました、広辞苑において書いてあるのは、全体を構成する重要な部分と書いてあるんです。その全体を構成するための重要な部分を書き抜くことができないだけの理由を今外務大臣が言ったとは、とても思えません。
何か裏の背景が、何か答えたくない理由があるから、こうやって経緯論で、単なる、何月何日に誰々が発表したものであるというふうになっているんじゃないですか。その裏の意図があるからこういうふうになっているわけであって、その答弁はだめですよ、大臣。もう一度答弁ください。
この発言だけを見る →骨子というのは、先ほど言いました、広辞苑において書いてあるのは、全体を構成する重要な部分と書いてあるんです。その全体を構成するための重要な部分を書き抜くことができないだけの理由を今外務大臣が言ったとは、とても思えません。
何か裏の背景が、何か答えたくない理由があるから、こうやって経緯論で、単なる、何月何日に誰々が発表したものであるというふうになっているんじゃないですか。その裏の意図があるからこういうふうになっているわけであって、その答弁はだめですよ、大臣。もう一度答弁ください。
岸
岸田文雄#27
○岸田国務大臣 まず、御指摘の点は当たらないと思っています。
先ほど申し上げました、村山談話、河野談話、全体を引き継いでいます。ですから、どの部分を引き継ぎ、どの部分を引き継いでいない、そういったことではなくして、全体を引き継いでいるわけです。
ですから、全体を引き継いでいる、御説明するとしたら、本体そのものを説明しなければならないわけですが、その中で、骨子といって、どの部分だけ逆に引き抜くということになりますと、これは誤解を与えることにもなりかねません。ぜひそれは丁寧にやらなければいけない問題ではないかと思っています。
いずれにしましても、御質問の趣旨、また委員の思いにつきまして、質問主意書の答弁に沿ってお答えを準備させていただくことで対応させていただくよう準備をしたわけでありますが、御指摘の点、これが不十分だということにつきましては、御指摘を受けて、検討しなければならないと思っています。
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ですから、全体を引き継いでいる、御説明するとしたら、本体そのものを説明しなければならないわけですが、その中で、骨子といって、どの部分だけ逆に引き抜くということになりますと、これは誤解を与えることにもなりかねません。ぜひそれは丁寧にやらなければいけない問題ではないかと思っています。
いずれにしましても、御質問の趣旨、また委員の思いにつきまして、質問主意書の答弁に沿ってお答えを準備させていただくことで対応させていただくよう準備をしたわけでありますが、御指摘の点、これが不十分だということにつきましては、御指摘を受けて、検討しなければならないと思っています。
緒
緒方林太郎#28
○緒方委員 ある文書の一部だけを書き抜くことは誤解を与えるからと言いますけれども、しかしながら、閣議決定の骨子について答えてくれと言われれば、これだけいろいろな文書から書き抜いたものをやっているわけですよね。これは、しかし、先ほど言われたとおりです、政府の統一的な立場ですかと聞いたら、副大臣も、そして外務大臣も、それはそうですと言われた。矛盾していませんか、大臣。
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岸田文雄#29
○岸田国務大臣 河野談話、村山談話についての御質問は、質問主意書を委員からいただきました。そして、それについて政府としてお答えを用意し、それを閣議決定しています。この閣議決定した政府としての答弁以上のことを答えるということになりますと、それなりの丁寧さが必要だということを申し上げているわけであります。
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