尾池厚之の発言 (外務委員会)
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○尾池政府参考人 お答え申し上げます。
緑の気候基金のホスト国の選定につきましては、委員御指摘のとおり、六カ国が応募をいたしまして、二〇一二年十月の第二回GCF理事会において、ホスト国として韓国が選定されたわけでございます。
日本がなぜ応募しなかったのかという御質問でございますけれども、この当時GCFは、二〇一〇年十一月の設立決定以降、まだ準備に向けた議論の途上でございました。加えて、GCFのホスト国となるためには、GCFに対する法人格の付与ですとか、あるいは職員の特権・免除の付与、あるいは資金や物品などの支援、こういったことが条件になってございました。こうしたことから、我が国は、さまざまな条件を総合的に勘案いたしまして、このたびはホスト国には応募しなかったという次第でございます。
これからどうしていくのかという御質問がございましたけれども、委員御指摘のとおり、国際機関の事務局を我が国に誘致することは、当該国際機関が取り扱っている分野において日本の積極的姿勢を示すという意味では、大変に効果的なことだと考えてございます。他方で、先ほども申し上げましたとおり、国際機関の本邦誘致については、地方自治体を含む受け入れ体制の構築や、長期にわたって相当な財政負担を求められるということもございますので、こうした点にも留意をしていく必要があるかと思います。
いずれにいたしましても、今後、国際機関の事務局が設置される場合には、我が国として、こうした諸点を総合的に勘案しながら、前向きに取り組んでまいる所存でございます。
最後に、GCFにおける日本人の問題でございますが、御指摘のように、現在は、約五十名の職員のうち一名の日本人がいるという状態でございます。
我々といたしましても、実は、固有名詞も含めて日本人を送り込むべく、今働きかけを始めてございます。ぜひとも成果を上げるように努力したいと思います。