尾池厚之の発言 (外務委員会)
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○尾池政府参考人 お答え申し上げます。
委員御指摘になりましたブラジルにおける小規模金採掘の話は、まさに今回の水俣条約を交渉するきっかけにもなってございます。アマゾン流域における水銀被害の問題が深刻になっているのを見て、それが一つの契機となって今回の水俣条約の交渉が始まったという経緯もございますので、いろいろな意味で重要な位置づけのものかと考えております。
実は、この条約自体も、そうしたまさに御指摘のような状況を考慮いたしまして、幾つかの配慮がなされてございます。
小規模金採掘につきましては、したがって、禁止ということではなくて削減という形になっていることも、この配慮の一環でございます。また、条約の実施状況につきましても見直しを行って、途上国が果たしてちゃんとできているかどうかということも検討していくというような条文が、この条約の中にも含まれてございます。また、先ほども申し上げましたとおり、さまざまな形で途上国の能力を支援していく、そのためには、資金的な面についても技術的な面についても支援をしていくということが確保されてございます。
このように、この条約自体、まさに御指摘いただいたいろいろな状況に配慮した構成になっているということでございまして、我が国といたしましても、具体的な協力を通じまして、この条約がより的確に実施をされていきますよう、支援をしていきたいと考えてございます。