宮沢洋一の発言 (経済産業委員会)
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○宮沢国務大臣 外形標準課税の拡大につきましては、たしか昨年の夏前、春だったと思いますけれども、政府税制調査会がいろいろな議論をした中で、中小企業も含めて外形標準課税を拡大しようというような報告がまとめられまして、その後、恐らく委員のところにも随分来られたと思いますし、私のところにも、地元の商工会、商工会議所を初めとしてかなり反対の動きがございました。
したがって、昨年のたしか六月に、与党として、自民党、公明党で法人税改革についての議論をまとめましたけれども、そのときにはもう、中小企業に対しては極めて慎重な言いぶりでまとめさせていただきまして、結果的に、昨年末の与党税制調査会におきまして、一億円未満の中小企業については適用しないということが決定されたわけであります。
理屈としましては、私は、中小企業に拡大するという理屈は、見方としては、そういう理屈もあるだろうと思っておりますのは、要するに、大企業におきまして行ったことは、伸びる企業にもっと伸びてもらう、赤字のある企業にも少し負担していただくということでありまして、今後の中小企業、伸びていく企業をどんどん応援するといった意味では、中小企業の伸びていく企業の負担を軽くして、その分をほかの企業で持っていただく。そういう政策は理屈としてはあるんだろうと思いますけれども、委員もおっしゃいましたように、中小企業全体として、商工会議所を挙げて反対という状況の中で、そういう政策を実現する余地は私はないと思っております。