田嶋要の発言 (経済産業委員会)
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○田嶋(要)委員 安定した国から安定的に供給を受けられるというのは大変大事なことだと思いますが、そうはいっても、ほとんど一〇〇%依存している石油火力も我々は動かしている。
LNGは、おっしゃっていただきましたけれども、大体、天然ガスがホルムズ海峡依存度二五%ですね。中東依存度は三割ですから、そのうちオマーンからだけはホルムズを通らないということで二五%ですが、しかし、七五%はオーストラリアを初めそうした国々からも買えている。そして、このデータはアメリカからのシェールガスが入ってくる前の話なんですね。これは、アメリカから、そして将来カナダからということになってくれば、私は、石炭ほどではないかもしれないけれども、その点のハンディもだんだん解消されてくる。
政府は前提としてLNGはミドルとおっしゃるから、そういう枠組みにはめてしまえばこれはあれですけれども、やはり我々はベースロードとしてLNGをもっと捉えて、石炭の大変経営上の観点からする懸念ということは強く申し上げておきたいというふうに思います。
そして、これは今国内の話でございますが、それで先ほどの日経新聞の記事もございますが、では海外に向けてはどうするんだ。インフラ輸出ということで、インフラ輸出の政府資料を見ると、やはり一番大きくこれから見込んでいるのがエネルギー分野でございます、まあ、一つですね。エネルギー分野の中には当然火力も入ってくるわけですが、私は、ここはなかなか悩ましいと思っております。
片や日本の技術が世界一でありながら、国際社会からは日本は化石賞というものを何度もとっておりまして、いまだに石炭火力を世界で広めるけしからぬやつという評価も得ているわけなんですね。
そこをちゃんと説明して、日本の技術はこれだけすぐれているんだという国際的な発信力も問われようかと思うんですが、私は、石炭を自国にたくさん持っている国に関して、どうしても石炭火力でいかざるを得ないという、その国の、当事国の判断がある場合に関しては、日本の石炭火力でやってもらった方がほかの石炭火力技術よりはいいのかなという消去法的姿勢が必要ではないか。つまり、LNGと競合して石炭を売り込むというのは、やはり私は若干抵抗があるわけでございます。
大臣、その辺は、こうやって大きく日経にも載っておるので、特に褐炭、要するに質の悪いものに関して、こういう褐炭しかとれないような国に関しては、やはり経済的な力からいって石炭火力を何とか動かしたいんだ、そういう国もたくさんあるということでしゃべっておられるんだと思いますけれども、どのようにこれから石炭火力の海外輸出ということを考えておられるか、御答弁いただきたいと思います。