木下智彦の発言 (経済産業委員会)

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○木下委員 ありがとうございます。
 そうなんですね。やられているんだと思うんですよ。ただ、一番最初に今出てきたところでも、名前もものづくり補助金と。ものづくりがやはりどうしても、名前だけでもフォーカスが当たってしまう。難しいんだと思うんですね。そういうものを一くくりにしてどういうことをしようというのはあるんだけれども、やはり名前からしてもう少し、もっと工夫がまず必要なんじゃないかなというのが、私は最近本当によく思うんですね。
 だから、そこの部分も、経産省、中小企業庁としても、もっとそこにフォーカスを当てたような広報活動であるとかネーミングのやり方であるとか、そういうことももう少し工夫をしていただきたいなというふうに思っております。
 そういう観点の中で、あとは大臣に御所見等々をいただければいいなと思って、きょうはそんなに大した話は用意してきていないんです。
 資料を配らせていただいたんですけれども、これが、第一回まち・ひと・しごと創生会議という中で、去年の九月十九日に先ほど出ました冨山和彦先生が出されている資料の中から抜粋を数枚用意しております。
 その中で、まず最初に、地方経済にないものは何なのかというところで、「地方に「しごと」が無いわけではない」「Lの経済圏は」と。このLというのがローカルの経済圏という考え方、Gというのがグローバルの考え方ということで、この二つの考え方に分けた方がいいんじゃないかなというふうに言われているんですね。
 この図を見ていただいて、左下の方に書いてありますが、Gモードの産業というのとLモードの産業という二つの分け方をしております。
 Gモードというふうに言われる、それはグローバルのモードですね、そこは、製造業であるとかIT産業それからプレミアム特産品という形で、物にある程度特化した、ITはどうかというのはありますけれども、物にある程度特化したもの。これは、物は財としていろいろなところへ移動が可能だということで、そういう意味でグローバルというふうな捉え方をしているんだと思うんですね。
 片や、Lモードの産業というところでは、小売であるとか卸売、物流、公共交通、宿泊、外食、医療、介護、保育というような対面型サービスの産業。これは結局は、対面型だということは、人が、相手がいて、そこに対するサービスを提供するという形になります。これは移動が非常に難しい、地域に密着したものである必要があるということで、実際に地方経済を支える、そういうモードということで、Lモードの産業というふうに言われている。
 そういう意味でいうと、地方に仕事がないわけではないんですよというふうなこと、これは、Lの経済圏は生産労働人口の先行減少で恒常的な人手不足になっている、だから人手不足になっていて、仕事はあるんだけれども人手不足の状態になって、どんどんどんどんそれによって悪循環が生まれていますよというふうに言われている。
 ないのは何か。ないのは、相応の賃金と安定した雇用形態、それからやりがいやプライド、この三点が言われています。こういうことを持って働けるような仕事がなくなっているんだ、だから若者の流出が続いている、そういうことを言われております。
 だから、こういうことを考えると、今地方創生というふうに政府・与党は言われていますけれども、やはり焦点を当てるところは、今のものづくりというような名前じゃなく、もっと、中小企業対策に特化してきょうはお話ししていますけれども、もう少しそういうサービス業であるとか非製造業に対して大きく花火を上げるような、そういう目玉政策というのを中小企業対策としても私はちょっとつくっていくべきではないかなというふうに思っておるんですけれども、まず、ちょっとここまでで大臣の御所見をいただければなと思います。

発言情報

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発言者: 木下智彦

speaker_id: 6007

日付: 2015-05-22

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会