木下智彦の発言 (経済産業委員会)
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○木下委員 お話を聞かせていただくと、具体的なものはあると。ただ、こういう政府の閣議決定を見ていると、どうしても漠としてしまう。やはりほかでも、人材育成の話とかもいろいろ書いてあったんですけれども、もう少しめり張りをつけたことをやってもいいんじゃないかと思っているんですね。
きょうはちょっとお話ししませんけれども、ある国ではこういったものに特化したような人材育成ができているとか、こういったものについてはどこどこの国が一番だというのはやはりあると思うんです。ただ、政府がこういう形に文書を落とし込むと、めり張りがやはりきかないので、これを変えていかなければ、本当に成長産業をうまく後押しするというのはまだまだ難しいのかなと私は思います。そういった殻を破っていただきたいなと思っているんです。
何よりも、最後に大臣にちょっとお話をいただきたいんですけれども、今回のところはお題目としては私は非常に評価できるところだと思うんです。ただ、そのかわりに、余りにもとげが抜かれている。もともとのこの骨太の政策の中身というのは、前からちょっとお話をさせていただいておりますけれども、冨山和彦さんがいろいろと書かれている、そういったものが色濃くこの中に反映されていると思うんです。
ただ、冨山和彦さんは言われています。中小企業をこれから先どういうふうにしてやっていかなければならないか。今までは産業の二重構造論で、中小企業とはすなわち大企業の下請という発想が法制に組み込まれていた、それを何とかしなきゃいけないと。生産性の高い企業に事業と雇用を集約化させ、それが安定した雇用を生むように進化させるべきだ、攻めのローカル企業政策へと転換するべきだとか、ローカル経済圏の課題は長期にわたって新陳代謝がないこと、まず、中小サービス産業における穏やかな退出、つまり代謝を促す必要がある、こういうふうに言われていて、私は根幹はここにあると思います。
これは、やはり政府が書くとなかなかそうはいかないとは思うんですけれども、本当に目指すべきところはそこだと思っておりますので、最後に、そういった部分も踏まえて、大臣の御決意等々を聞かせていただければと思います。