秋本真利の発言 (国土交通委員会)

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○秋本委員 大変心強い答弁だったというふうに私は捉えました。ぜひ、地元と丁寧に話し合いを続けながら、実現に向けてこれからもお力をかしていただければというふうに思います。
 次に、鉄道駅における視覚障害者対策についてお伺いをしたいというふうに思います。
 鉄道駅に行きますと、駅によってはホームドアが設置してございます。ある駅とない駅ということがございまして、国土交通省の考え方としては、利用者数が十万人の駅、あるいは視覚障害者からの要望が高い駅については優先的に設置をしていく。二〇二〇年のオリンピックに向けて、全国で約九千五百ぐらい駅がある中で、今現在約一〇%以下、六百駅ぐらいにしか設置していないものを、約一割の八百駅前後までホームドアの設置駅をふやしていきますよという指針を示しております。
 そうした中で、視覚障害者に関する施設がある駅、例えば、視覚障害者が行く盲学校なんかがその駅のすぐ近くにあって、日常時、視覚障害の方がその駅を利用するというようなホームについては、私は少し優先的にホームドアの設置を考えてもよろしいのではないかなというふうに思っているところでございます。
 私が国土交通省の鉄道局のお手伝いもいただきながらいろいろ日本全国の状況を調べたところ、盲学校が七十二校ぐらいありまして、多分駅が近くに二つあるような学校もあるんでしょうから、八十一駅、八十五ホームぐらい、そういう駅が存在しております。
 しかし、ホームドアの設置率というのは非常に低いわけでございますが、そうした駅で視覚障害者に限って転落した事故を数えてみますと、十六件といって、二〇%ぐらいの駅で落下している人が出ているわけですね。これはやはり一般の方と比べても非常に高いわけでございまして、視覚障害者の場合は、特に、駅のホームから転落するだけじゃなくて、電車のドアの位置もたまに思ったところから乗り込めなくて、電車とホームのすき間から落ちてしまうというようなこともあって、健常者では通常ちょっとあり得ないような重大なアクシデントが起きるということも想定できるわけですから、優先的に整備をしてもいいのではないかというふうに思うわけでございます。
 視覚障害者からの要望が高い駅は優先的に整備をしますよということをこの中間取りまとめ等にも書いてありますが、では要望はどのくらい上がってきているんですかというふうに鉄道局さんに各事業者に確認をしてもらったところ、ほとんど地元からの要望というのは出てきていないんですよね。
 私は、おかしいな、自分の感覚がおかしいのかな、視覚障害者のそういうところにホームドアを設置するということはあってしかるべきなのに、何でこんなに地元に要望が出てきていないんだろうと不思議に思って、実は私の選挙区の中にも一つ盲学校がございます。そこの盲学校にも確認をし、地元の市にも確認をしましたところ、何と、この鉄道局に調べてもらった形だと要望が出ていませんといってバツがついているんですが、毎年必ず要望を出しているそうでございます。
 何がどう行き違ってそういうことになっているのか私にはわかりませんが、やはり地元の学校やあるいは地元にそういう学校を抱えている自治体が要望を出していないということは、そうそうないんじゃないかなと思うんですよね。
 ですから、多分いろいろな経緯、経過の中で行き違いがあったり、今回の調査の仕方がちょっと違ったのかもしれませんが、もう一度よく精査していただいて、今私が申し上げたとおり、こういう視覚障害者が往々にして多く利用するような駅については、やはり整備について少し今まで以上に踏み込んだ考え方を持っていただきたいなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 秋本真利

speaker_id: 9033

日付: 2015-04-21

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会