樋口尚也の発言 (国土交通委員会)
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○樋口委員 ありがとうございます。
その国土形成そして地域を支えるためには、建設産業の担い手の確保、これが重要だというふうに思いますので、お伺いをしたいと思います。
三月の二十日に日本建設業連合会が、「再生と進化に向けて 建設業の長期ビジョン」というのを発表いたしました。それを読みますと、衝撃的な数字が書いてありまして、我が国の建設業の技能労働者の数、これは長いデフレ時代に極端な高齢化をしており、今後十年間で大量離職時代を迎えます。二〇一四年に三百四十三万人いるものが、二〇二五年には二百十六万人になる。実に百二十八万人減少して、十年間で三分の二以下になるという数字であります。その大量離職時代を乗り切るために、技能労働者の世代交代を図るには、三十四歳以下の入職者、若者を中心に九十万人を確保しよう、こういうふうに書いているわけであります。
言うまでもありませんが、建設産業は人で成り立つ産業であります。ほかの分野、例えば介護の分野でも、百万人が不足する、こういう見込みがあるわけでありますけれども、今後、我が国の建設投資がこのまま横ばいで推移したとしても、この少子高齢化の中で、建設産業と他産業の間で人材の獲得競争というのが熾烈になっていくということについては容易に想像ができるわけであります。
大臣におかれましては、いつも多忙な中、現場第一主義の姿勢を貫いていただいて、先日も関西で、専門工事業者の皆様の率直な御意見、率直な声というのに真摯に耳を傾けて聞いていただきました。私も同席をさせていただいたところでありますけれども、今後、この建設産業における担い手、特に現場で働く労働者の皆さんをどう確保していくのか、これが重要な課題だと思っております。国交省としての取り組み、そして決意を大臣にお伺いしたいと思います。