河野正美の発言 (内閣委員会)
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○河野(正)委員 ありがとうございます。
ある報道によりますと、三月十日の与党自民党の文部科学部会でも国家戦略特区による医学部新設問題が議題に上り、慎重に対応する要望が出たというふうにお聞きしております。その理由としては、人口減少社会の中で医師の需給見通しがどうなるのか、特区内に医学部を新設して本当に国際的な医療人材の育成につながるのかという観点からの議論が必要だと指摘されたと書かれておりました。改めて議論する考えになったということでもあります。
今、官房長官からもお答えいただきましたが、例えば感染症などは容易に国境を渡って襲いかかってくる可能性がございます。爆発的流行ということになれば、地球規模で大きな脅威となりかねません。その他の分野でも、我が国のすぐれた医療技術を国際医療協力という形で役立てることは極めて大切なことだというふうに思っております。また、将来の医療を担う若い医療スタッフが堂々と国際社会で活躍することは、極めてすばらしいことではないかなというふうに考えております。
しかし、目的が立派であっても、いかに崇高であっても、地域医療崩壊の原因となってしまうのでは困るんじゃないかなというふうに思っております。我が国は、医師の偏在とか、まだまだ対応しなければならない、被災地を初めとした国内の地域医療における課題がたくさん残されております。くれぐれも慎重な議論が望まれると思っております。当然、分科会等で検討され、その後、内閣におかれても検討されることだと思いますけれども、この点を踏まえて、よろしくお願いいたしたいと思います。
話題をかえまして、最後に、マイナンバー制度を活用した医療費適正化について伺いたいと思います。
マイナンバー制度につきましては、改めて法案審議の際にも質問させていただく機会があるかとも思いますし、また我が党の委員からも別に質問があると思いますので、今回は簡単に、総論的に触れさせていただきたいと思います。
まず、マイナンバーの医療への活用に関して、現在までの議論や検討状況を教えていただけますでしょうか。