平井たくやの発言 (内閣委員会)

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○平井委員 ありがとうございます。
 これから質問に入らせていただきます。
 まず最初に、マイナンバー関連なんですが、どうもやはり国民の中で十分な理解がないなと思っているのは、マイナンバーとマイナンバーカードと公的個人認証とマイポータル、これをちゃんと理解をしていただくと、一部報道でマイナンバーが漏れると大変だとか、いろいろな報道もありますが、実は大部分は誤解に基づくものだと私は思っています。ですから、与野党のこの質疑を通してマイナンバーの全体像が国民に理解されるように努めていきたい、そのように思います。
 私は、マイナンバー制度は次の時代を切り開く新しいプラットホームであると考えています。
 歴史をさかのぼりますと、我が国では、一九六〇年代の佐藤内閣の時代から番号制度の必要性の議論が始まっています。しかし、国民総背番号だとか、政府による国民監視社会につながるという当時の野党からの猛烈な反対で頓挫したため、政府のシステムは、国民IDなきまま、ばらばらに開発が進むことになりました。
 特に、社会保険庁のシステムは、手帳単位に管理するという、最初から問題が起きることがわかり切った仕組みで開発が進んでしまいました。手帳単位だと、職も変わる、住所も変わる、名前も変わるというような中で、年金情報を一元管理することはできないということは、最初から目に見えていたと思います。
 その後、九七年にようやく基礎年金番号が導入され、この番号に国民年金や厚生年金の手帳情報を名寄せしようと試みましたが、この時点で約三億件の年金記録が宙に浮いていたことになります。その後、十年かけて多額の費用を使いながら名寄せ作業が進められたわけですが、残り五千万件まで進んだ段階で、消えた年金というふうにぶち上げられまして、思い出せば、これが政権交代の引き金になったというように思います。つまり、年金をオンライン化するときに、個人番号をベースに年金情報を一元管理するシステムを構築することができていたら、年金が消えるということはなかったと思います。
 その後、グリーンカード、住基カード、社会保障カードと議論の形を変えながら今日に至り、住基カードは実現したものの、国民に広く普及しているとは言えず、結局、国民のための番号制度としては不完全なものと言わざるを得ません。
 そして、私は、今回のマイナンバーが大きいと思うのは、当時政権を担う民主党がマイナンバー制度に正面から取り組み、当時野党でありました自民党、公明党が賛成して法案を修正して成立させたこと、それが非常に大きいと思います。ですから、このマイナンバーのベースには自公民の協力というものが常にある、そんな認識でおります。
 ですから、話は戻りますが、仮に年金制度ができるときからマイナンバー制度があれば、年金記録が宙に浮くことがなく、年金保険料を真面目に支払った国民の権利を守ることができたのではないか。また、現在約百九十一億円とも言われている生活保護の不正受給についても、マイナンバーを活用して不正受給を是正できるのではないかと考えますが、政府の見解をお聞かせください。

発言情報

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発言者: 平井たくや

speaker_id: 3134

日付: 2015-05-08

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会