渡辺孝一の発言 (農林水産委員会)

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○渡辺(孝)委員 ありがとうございます。
 今回、統一地方選挙の最中ということでございまして、選挙区、地元を回っておりまして、農家の方々の心配事につきまして、よく話を聞かせていただきました。
 林大臣は御存じかなと思うんですけれども、黒沢明監督の「七人の侍」という映画は御存じでしょうか。それを例えに、ある農家の方々が、懇談をしたときに、代議士は知っているか、農家というのは、雨が降っても、晴れても、いつも心配ばかりだ、これは弥生時代から変わっていないなんということを言われたのを、そのときは私も神妙に聞いておりましたけれども、ふと思い出したのは、たしか「七人の侍」の映画の際に、いわゆる野武士に荒らされる村の長老が、侍を雇わなければいけないといったときに、村を守るために、その侍たちに言ったせりふだというふうに私も思い出しまして、その後、電話でお話をしたときに、俺のジョークがわかったかなんということを言われたことも覚えております。
 なぜそんな話をするかというと、TPPに関しましても、実は農家の方々は、もう三年余り、正直言って振り回されているというのが現状でございます。確かに、我々も情報不足、さらには、TPPに対してはルールがございますので、十分承知しておりますけれども、我々の場合は、東京にいて、いろいろな方とお話をする機会があったり、直接いろいろな会話をするわけで、安心しているわけではございませんけれども、何となく、情報の入手に非常に優位な立場にいる中で、そのことを地元に帰って言ったところで、私の所感で言うのではなく、やはり大臣が、あるいはそれなりの立場の方々がしっかりとメッセージを送っていただくというのが一番大事なのかなと。
 私は、きょう改めて大臣に聞いたのは、統一地方選挙のちょうど中間地点の日に、こうTPPに対して言ったんだということが、今後、地元に皆さんがお帰りになって、きょうこの日に大臣からこんな話を聞けたよということが農家の方々のどれだけ安心材料になるのかなと思っておりますので、早速大臣のお言葉を引用させていただきながら、統一地方選挙の後半戦に、農家の方々の少しでも安心材料になるようにしたいと思っております。
 政府の方も、確かにルールはあることは承知しておりますけれども、いかにして農業者の方々や、もちろん消費者の方々を含めて国民の皆さんに、TPPのことについては、ぜひ情報提供なりPRの手法を考えていただき、国民総意で納得、理解して進めていっていただきたいな、私はそういう趣旨で大臣に、もう何回も言い飽きたと思いますけれども、所感をお聞きしたところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
 さて、今、食料・農業・農村基本計画が見直しをされている中で、農家の関心事というのは、やはり所得向上というところに結構ポイントがあるようでございます。
 そんな中で、具体的な話でございますけれども、私の選挙区は一大稲作地帯でございます。私がちょうど岩見沢市長をやった最後の年だったと思いますが、いわゆる直播事業について取り組みが始まった年でございました。当時はこのことが、農家の所得向上というよりも、生産費、いわゆるコストの削減について非常に注目が集まって、試験的にスタートしたというのを覚えております。
 今、農水省の方では直播事業についてどこまで捉えているか、さらには、これにつきましてどういうふうに農水省は今後推進していくかというのをちょっとお聞きしたいと思っております。

発言情報

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発言者: 渡辺孝一

speaker_id: 10030

日付: 2015-04-15

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会