農林水産委員会
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会
会議録情報#0
平成二十七年四月十五日(水曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 江藤 拓君
理事 加藤 寛治君 理事 齋藤 健君
理事 宮腰 光寛君 理事 吉川 貴盛君
理事 渡辺 孝一君 理事 玉木雄一郎君
理事 松木けんこう君 理事 石田 祝稔君
井野 俊郎君 伊東 良孝君
伊藤信太郎君 池田 道孝君
今枝宗一郎君 大西 宏幸君
鬼木 誠君 勝沼 栄明君
佐々木 紀君 瀬戸 隆一君
武井 俊輔君 武部 新君
中川 郁子君 中谷 真一君
西川 公也君 橋本 英教君
福田 達夫君 古川 康君
前川 恵君 宮崎 謙介君
宮路 拓馬君 森山 裕君
簗 和生君 山本 拓君
金子 恵美君 岸本 周平君
小山 展弘君 佐々木隆博君
福島 伸享君 井出 庸生君
篠原 豪君 村岡 敏英君
稲津 久君 佐藤 英道君
斉藤 和子君 畠山 和也君
仲里 利信君
…………………………………
参議院農林水産委員長 山田 俊男君
農林水産大臣 林 芳正君
農林水産副大臣 あべ 俊子君
内閣府大臣政務官 小泉進次郎君
財務大臣政務官 大家 敏志君
農林水産大臣政務官 佐藤 英道君
農林水産大臣政務官 中川 郁子君
政府参考人
(内閣官房内閣参事官) 石瀬 素行君
政府参考人
(農林水産省大臣官房総括審議官) 荒川 隆君
政府参考人
(農林水産省食料産業局長) 櫻庭 英悦君
政府参考人
(農林水産省生産局長) 松島 浩道君
政府参考人
(農林水産省経営局長) 奥原 正明君
政府参考人
(農林水産省農村振興局長) 三浦 進君
政府参考人
(林野庁長官) 今井 敏君
政府参考人
(水産庁長官) 本川 一善君
政府参考人
(資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長) 木村 陽一君
農林水産委員会専門員 奥井 啓史君
―――――――――――――
委員の異動
四月十五日
辞任 補欠選任
井野 俊郎君 福田 達夫君
勝沼 栄明君 宮崎 謙介君
古川 康君 大西 宏幸君
簗 和生君 佐々木 紀君
井出 庸生君 篠原 豪君
同日
辞任 補欠選任
大西 宏幸君 古川 康君
佐々木 紀君 簗 和生君
福田 達夫君 鬼木 誠君
宮崎 謙介君 勝沼 栄明君
篠原 豪君 井出 庸生君
同日
辞任 補欠選任
鬼木 誠君 井野 俊郎君
―――――――――――――
四月八日
都市農業振興基本法案(農林水産委員長提出、参法第五号)(予)
同月九日
都市農業振興基本法案(参議院提出、参法第五号)
は本委員会に付託された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
都市農業振興基本法案(参議院提出、参法第五号)
農林水産関係の基本施策に関する件
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 江藤 拓君
理事 加藤 寛治君 理事 齋藤 健君
理事 宮腰 光寛君 理事 吉川 貴盛君
理事 渡辺 孝一君 理事 玉木雄一郎君
理事 松木けんこう君 理事 石田 祝稔君
井野 俊郎君 伊東 良孝君
伊藤信太郎君 池田 道孝君
今枝宗一郎君 大西 宏幸君
鬼木 誠君 勝沼 栄明君
佐々木 紀君 瀬戸 隆一君
武井 俊輔君 武部 新君
中川 郁子君 中谷 真一君
西川 公也君 橋本 英教君
福田 達夫君 古川 康君
前川 恵君 宮崎 謙介君
宮路 拓馬君 森山 裕君
簗 和生君 山本 拓君
金子 恵美君 岸本 周平君
小山 展弘君 佐々木隆博君
福島 伸享君 井出 庸生君
篠原 豪君 村岡 敏英君
稲津 久君 佐藤 英道君
斉藤 和子君 畠山 和也君
仲里 利信君
…………………………………
参議院農林水産委員長 山田 俊男君
農林水産大臣 林 芳正君
農林水産副大臣 あべ 俊子君
内閣府大臣政務官 小泉進次郎君
財務大臣政務官 大家 敏志君
農林水産大臣政務官 佐藤 英道君
農林水産大臣政務官 中川 郁子君
政府参考人
(内閣官房内閣参事官) 石瀬 素行君
政府参考人
(農林水産省大臣官房総括審議官) 荒川 隆君
政府参考人
(農林水産省食料産業局長) 櫻庭 英悦君
政府参考人
(農林水産省生産局長) 松島 浩道君
政府参考人
(農林水産省経営局長) 奥原 正明君
政府参考人
(農林水産省農村振興局長) 三浦 進君
政府参考人
(林野庁長官) 今井 敏君
政府参考人
(水産庁長官) 本川 一善君
政府参考人
(資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長) 木村 陽一君
農林水産委員会専門員 奥井 啓史君
―――――――――――――
委員の異動
四月十五日
辞任 補欠選任
井野 俊郎君 福田 達夫君
勝沼 栄明君 宮崎 謙介君
古川 康君 大西 宏幸君
簗 和生君 佐々木 紀君
井出 庸生君 篠原 豪君
同日
辞任 補欠選任
大西 宏幸君 古川 康君
佐々木 紀君 簗 和生君
福田 達夫君 鬼木 誠君
宮崎 謙介君 勝沼 栄明君
篠原 豪君 井出 庸生君
同日
辞任 補欠選任
鬼木 誠君 井野 俊郎君
―――――――――――――
四月八日
都市農業振興基本法案(農林水産委員長提出、参法第五号)(予)
同月九日
都市農業振興基本法案(参議院提出、参法第五号)
は本委員会に付託された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
都市農業振興基本法案(参議院提出、参法第五号)
農林水産関係の基本施策に関する件
――――◇―――――
江
江藤拓#1
○江藤委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官荒川隆君、食料産業局長櫻庭英悦君、生産局長松島浩道君、経営局長奥原正明君、農村振興局長三浦進君、林野庁長官今井敏君、水産庁長官本川一善君、内閣官房内閣参事官石瀬素行君及び資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長木村陽一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官荒川隆君、食料産業局長櫻庭英悦君、生産局長松島浩道君、経営局長奥原正明君、農村振興局長三浦進君、林野庁長官今井敏君、水産庁長官本川一善君、内閣官房内閣参事官石瀬素行君及び資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長木村陽一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
江
江
渡
渡辺孝一#4
○渡辺(孝)委員 自由民主党の渡辺孝一と申します。
きょうは、質問の時間を与えていただきまして、ありがとうございます。二十分しかございませんので、早速質問に入っていきたいというふうに思います。
まず、大臣にお願い申し上げたいんですが、今現在の段階で、TPPに対しまして、大臣の所感について一言お話し申し上げていただきたいなと思います。
この発言だけを見る →きょうは、質問の時間を与えていただきまして、ありがとうございます。二十分しかございませんので、早速質問に入っていきたいというふうに思います。
まず、大臣にお願い申し上げたいんですが、今現在の段階で、TPPに対しまして、大臣の所感について一言お話し申し上げていただきたいなと思います。
林
林芳正#5
○林国務大臣 TPP交渉においては、一昨年二月の日米共同声明におきまして、全ての物品が交渉の対象とされること、それから、我が国の農産品にはセンシティビティーがありまして、最終的な結果は交渉の中で決まっていくこと、これが確認をされております。
このような経緯も踏まえて、衆参両院の農林水産委員会において、重要五品目などの再生産が可能となるよう、それらの品目の確保を最優先とすることなどが決議されたと承知をしております。
渡辺先生のお地元北海道は、言うまでもなく我が国の大食料供給基地でもあるわけでございまして、北海道の関係者の方々が、TPPのもたらす国内生産への悪影響を懸念して、不安の声を表明されておられることは十分認識をしておるところでございます。
TPP交渉に当たっては、このような方々の声に十分耳を傾けて、農林水産委員会決議が守られたとの評価をいただけるよう、政府一体となって全力を尽くす考えでございます。
この発言だけを見る →このような経緯も踏まえて、衆参両院の農林水産委員会において、重要五品目などの再生産が可能となるよう、それらの品目の確保を最優先とすることなどが決議されたと承知をしております。
渡辺先生のお地元北海道は、言うまでもなく我が国の大食料供給基地でもあるわけでございまして、北海道の関係者の方々が、TPPのもたらす国内生産への悪影響を懸念して、不安の声を表明されておられることは十分認識をしておるところでございます。
TPP交渉に当たっては、このような方々の声に十分耳を傾けて、農林水産委員会決議が守られたとの評価をいただけるよう、政府一体となって全力を尽くす考えでございます。
渡
渡辺孝一#6
○渡辺(孝)委員 ありがとうございます。
今回、統一地方選挙の最中ということでございまして、選挙区、地元を回っておりまして、農家の方々の心配事につきまして、よく話を聞かせていただきました。
林大臣は御存じかなと思うんですけれども、黒沢明監督の「七人の侍」という映画は御存じでしょうか。それを例えに、ある農家の方々が、懇談をしたときに、代議士は知っているか、農家というのは、雨が降っても、晴れても、いつも心配ばかりだ、これは弥生時代から変わっていないなんということを言われたのを、そのときは私も神妙に聞いておりましたけれども、ふと思い出したのは、たしか「七人の侍」の映画の際に、いわゆる野武士に荒らされる村の長老が、侍を雇わなければいけないといったときに、村を守るために、その侍たちに言ったせりふだというふうに私も思い出しまして、その後、電話でお話をしたときに、俺のジョークがわかったかなんということを言われたことも覚えております。
なぜそんな話をするかというと、TPPに関しましても、実は農家の方々は、もう三年余り、正直言って振り回されているというのが現状でございます。確かに、我々も情報不足、さらには、TPPに対してはルールがございますので、十分承知しておりますけれども、我々の場合は、東京にいて、いろいろな方とお話をする機会があったり、直接いろいろな会話をするわけで、安心しているわけではございませんけれども、何となく、情報の入手に非常に優位な立場にいる中で、そのことを地元に帰って言ったところで、私の所感で言うのではなく、やはり大臣が、あるいはそれなりの立場の方々がしっかりとメッセージを送っていただくというのが一番大事なのかなと。
私は、きょう改めて大臣に聞いたのは、統一地方選挙のちょうど中間地点の日に、こうTPPに対して言ったんだということが、今後、地元に皆さんがお帰りになって、きょうこの日に大臣からこんな話を聞けたよということが農家の方々のどれだけ安心材料になるのかなと思っておりますので、早速大臣のお言葉を引用させていただきながら、統一地方選挙の後半戦に、農家の方々の少しでも安心材料になるようにしたいと思っております。
政府の方も、確かにルールはあることは承知しておりますけれども、いかにして農業者の方々や、もちろん消費者の方々を含めて国民の皆さんに、TPPのことについては、ぜひ情報提供なりPRの手法を考えていただき、国民総意で納得、理解して進めていっていただきたいな、私はそういう趣旨で大臣に、もう何回も言い飽きたと思いますけれども、所感をお聞きしたところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
さて、今、食料・農業・農村基本計画が見直しをされている中で、農家の関心事というのは、やはり所得向上というところに結構ポイントがあるようでございます。
そんな中で、具体的な話でございますけれども、私の選挙区は一大稲作地帯でございます。私がちょうど岩見沢市長をやった最後の年だったと思いますが、いわゆる直播事業について取り組みが始まった年でございました。当時はこのことが、農家の所得向上というよりも、生産費、いわゆるコストの削減について非常に注目が集まって、試験的にスタートしたというのを覚えております。
今、農水省の方では直播事業についてどこまで捉えているか、さらには、これにつきましてどういうふうに農水省は今後推進していくかというのをちょっとお聞きしたいと思っております。
この発言だけを見る →今回、統一地方選挙の最中ということでございまして、選挙区、地元を回っておりまして、農家の方々の心配事につきまして、よく話を聞かせていただきました。
林大臣は御存じかなと思うんですけれども、黒沢明監督の「七人の侍」という映画は御存じでしょうか。それを例えに、ある農家の方々が、懇談をしたときに、代議士は知っているか、農家というのは、雨が降っても、晴れても、いつも心配ばかりだ、これは弥生時代から変わっていないなんということを言われたのを、そのときは私も神妙に聞いておりましたけれども、ふと思い出したのは、たしか「七人の侍」の映画の際に、いわゆる野武士に荒らされる村の長老が、侍を雇わなければいけないといったときに、村を守るために、その侍たちに言ったせりふだというふうに私も思い出しまして、その後、電話でお話をしたときに、俺のジョークがわかったかなんということを言われたことも覚えております。
なぜそんな話をするかというと、TPPに関しましても、実は農家の方々は、もう三年余り、正直言って振り回されているというのが現状でございます。確かに、我々も情報不足、さらには、TPPに対してはルールがございますので、十分承知しておりますけれども、我々の場合は、東京にいて、いろいろな方とお話をする機会があったり、直接いろいろな会話をするわけで、安心しているわけではございませんけれども、何となく、情報の入手に非常に優位な立場にいる中で、そのことを地元に帰って言ったところで、私の所感で言うのではなく、やはり大臣が、あるいはそれなりの立場の方々がしっかりとメッセージを送っていただくというのが一番大事なのかなと。
私は、きょう改めて大臣に聞いたのは、統一地方選挙のちょうど中間地点の日に、こうTPPに対して言ったんだということが、今後、地元に皆さんがお帰りになって、きょうこの日に大臣からこんな話を聞けたよということが農家の方々のどれだけ安心材料になるのかなと思っておりますので、早速大臣のお言葉を引用させていただきながら、統一地方選挙の後半戦に、農家の方々の少しでも安心材料になるようにしたいと思っております。
政府の方も、確かにルールはあることは承知しておりますけれども、いかにして農業者の方々や、もちろん消費者の方々を含めて国民の皆さんに、TPPのことについては、ぜひ情報提供なりPRの手法を考えていただき、国民総意で納得、理解して進めていっていただきたいな、私はそういう趣旨で大臣に、もう何回も言い飽きたと思いますけれども、所感をお聞きしたところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
さて、今、食料・農業・農村基本計画が見直しをされている中で、農家の関心事というのは、やはり所得向上というところに結構ポイントがあるようでございます。
そんな中で、具体的な話でございますけれども、私の選挙区は一大稲作地帯でございます。私がちょうど岩見沢市長をやった最後の年だったと思いますが、いわゆる直播事業について取り組みが始まった年でございました。当時はこのことが、農家の所得向上というよりも、生産費、いわゆるコストの削減について非常に注目が集まって、試験的にスタートしたというのを覚えております。
今、農水省の方では直播事業についてどこまで捉えているか、さらには、これにつきましてどういうふうに農水省は今後推進していくかというのをちょっとお聞きしたいと思っております。
松
松島浩道#7
○松島政府参考人 稲作の生産コストの低減についての御質問でございます。
これにつきましては、日本再興戦略におきまして、今後十年間で、現在の全国平均に対しまして、担い手の生産コストを四割低い水準に持っていくという目標を掲げて取り組んでいるところでございます。
具体的なコスト低減の手法でございますけれども、まず、やはり規模の小さな地域におきましては、農地中間管理機構の活用などによりまして農地集積を進めていただくということが大事だろうと考えてございます。それに加えまして、今、委員から御指摘がございました直播栽培の導入ですとか、それから省力栽培技術といったものの技術の改善といったことも非常に有効な手法だろうと考えてございます。さらに、生産資材費を低減するという観点から、未利用資源を活用した肥料でございますとか、農業機械についても、付加的な機能を削減して低コストで販売できるような農業機械の導入、こういったことを総合的に進めていきたいと考えてございます。
今委員から、具体的に直播についてはどういう取り組みがあるのかということでございますが、まず、直播というのは、現在の稲作の全労働時間の四分の一を占めております育苗ですとか田植え作業にかかる時間を非常に削減するという点で大きな効果がある栽培技術だろうと考えてございまして、具体的には、例えば労働時間で見ますと、移植栽培と直播で比較しますと、直播の方が約二五%低減できる。さらに、そういったことも含めまして、全体で見ますと、十アール当たりの生産コストで見ますと、直播は慣行型の栽培に比べまして一一%コストが低い、こういう実証結果もございます。
こういった実証結果をこれから直播に取り組もうという地域に対しまして普及いたしまして、直播というものを非常に有効な手段の一つとして生産コストの低減に取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。
この発言だけを見る →これにつきましては、日本再興戦略におきまして、今後十年間で、現在の全国平均に対しまして、担い手の生産コストを四割低い水準に持っていくという目標を掲げて取り組んでいるところでございます。
具体的なコスト低減の手法でございますけれども、まず、やはり規模の小さな地域におきましては、農地中間管理機構の活用などによりまして農地集積を進めていただくということが大事だろうと考えてございます。それに加えまして、今、委員から御指摘がございました直播栽培の導入ですとか、それから省力栽培技術といったものの技術の改善といったことも非常に有効な手法だろうと考えてございます。さらに、生産資材費を低減するという観点から、未利用資源を活用した肥料でございますとか、農業機械についても、付加的な機能を削減して低コストで販売できるような農業機械の導入、こういったことを総合的に進めていきたいと考えてございます。
今委員から、具体的に直播についてはどういう取り組みがあるのかということでございますが、まず、直播というのは、現在の稲作の全労働時間の四分の一を占めております育苗ですとか田植え作業にかかる時間を非常に削減するという点で大きな効果がある栽培技術だろうと考えてございまして、具体的には、例えば労働時間で見ますと、移植栽培と直播で比較しますと、直播の方が約二五%低減できる。さらに、そういったことも含めまして、全体で見ますと、十アール当たりの生産コストで見ますと、直播は慣行型の栽培に比べまして一一%コストが低い、こういう実証結果もございます。
こういった実証結果をこれから直播に取り組もうという地域に対しまして普及いたしまして、直播というものを非常に有効な手段の一つとして生産コストの低減に取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。
渡
渡辺孝一#8
○渡辺(孝)委員 ありがとうございます。
今答弁の中で、資機材等々に対しての支援もちらっと触れたかと思います。今現在、個人向けの資機材の支援というのはどこまであるのか、教えていただけますか。
この発言だけを見る →今答弁の中で、資機材等々に対しての支援もちらっと触れたかと思います。今現在、個人向けの資機材の支援というのはどこまであるのか、教えていただけますか。
松
松島浩道#9
○松島政府参考人 肥料ですとか農薬といった農業資材につきましては、それをなかなか直接支援するという補助事業はございませんけれども、ただ、新しい栽培技術に取り組むような場合に、どういう課題があるのか、それに対してどういう解決策があるのかということについて、実証圃などを設置して現場で取り組んでいただくという試みにつきましては、いろいろなソフト事業で支援させていただいておりますので、そういったものを活用していただきながら、地域地域の実態に合った生産コストの低減を進めていただければというふうに考えてございます。
この発言だけを見る →渡
渡辺孝一#10
○渡辺(孝)委員 直播事業と個人向けの資機材等々の支援について、二点、具体的なお話をさせていただきましたけれども、まだまだたくさんの要因があろうかと思います。
なぜ私がこの質問をしたかといいますと、実は、地元の方で、特に若手農家の方々が、私は正直言って目からうろこだったんですけれども、農水省の予算等々も国の予算も大変厳しいことをうたっておりました。そんな中で、効率のいい予算のあり方というのは先生方は議論しているのかというようなことを言われて、なぜそういうふうな問いかけをされたかというと、彼らが言うには、いろいろな事業がたくさんあって、これはもう本当に政府の方々に感謝している、ただ、その使い勝手や、さらには、その効果ということでは非常に疑問を呈するような事業もあるし、また全国一律で制度、政策をつくるという形になると、なかなか地域によって実情にそぐわない、そんな制度、政策もあるのではないかという御指摘を受けました。
何を言いたいかというと、ぜひ農家側のしっかりとした意見も聞いていただき、今後の予算のあり方の中で、これはまずしっかりと事業として実現していただきたいというような、そういう話し合いをぜひやりたい、その中で、効果のある事業をいかに前面に出してやっていけるかという、そういう現場の方々との懇談会というのはつくれるものだろうかと。
我々は、皆さんもそうだと思いますけれども、常に地元に帰り、あるいは各種団体、企業、いろいろな方から陳情、要望を受ける際に、お願いされることが本当に多いのかと思います。我々も、陳情、要望を受けた際に、どうしてもこの事業は残せとか、この支援をどうしても考えてくれとかいうケースが多いのではないかというふうに思います。
でも、実際、農家の方々に聞きますと、国の予算や農水省の予算のあり方の中で、やはり効果的に、さらには本当に農業者の方々が望んでいる政策、制度に力を入れていただきたいという話をされたときには、正直言って、私は今までとは違う話をしてきたんだなということで、むしろ反省させられました。そして、その中で、今後予算を考える上で言われたのは、ぜひ若い人たちに夢を与える政策、制度というのに力を入れてくれないだろうかと。
今、皆さんも御承知のとおり、農業就業人口というのは六十歳以上の方が三分の二を占めております。本当に十年後に所得倍増になるというのであるんだったら、それはそれでいいですし、今後、政府も生産者も努力をしなければいけないと思っています。
その中で、本当に十年後に明るい展望を私たちはつくっていけるのかということを考えたときに、私は、多少厳しいかもしれませんけれども、予算のあり方で、若い、本当にこれから農業を支えていく、一次産業を支えていくという方々にもっとスポットを当てるべきではないかというふうに思いますけれども、大臣、どんな考えをお持ちでしょうか。
この発言だけを見る →なぜ私がこの質問をしたかといいますと、実は、地元の方で、特に若手農家の方々が、私は正直言って目からうろこだったんですけれども、農水省の予算等々も国の予算も大変厳しいことをうたっておりました。そんな中で、効率のいい予算のあり方というのは先生方は議論しているのかというようなことを言われて、なぜそういうふうな問いかけをされたかというと、彼らが言うには、いろいろな事業がたくさんあって、これはもう本当に政府の方々に感謝している、ただ、その使い勝手や、さらには、その効果ということでは非常に疑問を呈するような事業もあるし、また全国一律で制度、政策をつくるという形になると、なかなか地域によって実情にそぐわない、そんな制度、政策もあるのではないかという御指摘を受けました。
何を言いたいかというと、ぜひ農家側のしっかりとした意見も聞いていただき、今後の予算のあり方の中で、これはまずしっかりと事業として実現していただきたいというような、そういう話し合いをぜひやりたい、その中で、効果のある事業をいかに前面に出してやっていけるかという、そういう現場の方々との懇談会というのはつくれるものだろうかと。
我々は、皆さんもそうだと思いますけれども、常に地元に帰り、あるいは各種団体、企業、いろいろな方から陳情、要望を受ける際に、お願いされることが本当に多いのかと思います。我々も、陳情、要望を受けた際に、どうしてもこの事業は残せとか、この支援をどうしても考えてくれとかいうケースが多いのではないかというふうに思います。
でも、実際、農家の方々に聞きますと、国の予算や農水省の予算のあり方の中で、やはり効果的に、さらには本当に農業者の方々が望んでいる政策、制度に力を入れていただきたいという話をされたときには、正直言って、私は今までとは違う話をしてきたんだなということで、むしろ反省させられました。そして、その中で、今後予算を考える上で言われたのは、ぜひ若い人たちに夢を与える政策、制度というのに力を入れてくれないだろうかと。
今、皆さんも御承知のとおり、農業就業人口というのは六十歳以上の方が三分の二を占めております。本当に十年後に所得倍増になるというのであるんだったら、それはそれでいいですし、今後、政府も生産者も努力をしなければいけないと思っています。
その中で、本当に十年後に明るい展望を私たちはつくっていけるのかということを考えたときに、私は、多少厳しいかもしれませんけれども、予算のあり方で、若い、本当にこれから農業を支えていく、一次産業を支えていくという方々にもっとスポットを当てるべきではないかというふうに思いますけれども、大臣、どんな考えをお持ちでしょうか。
林
林芳正#11
○林国務大臣 現場のお話を先生が聞かれて、私もよくキャッチボールと言っているんですが、一度こういう施策を決めたときに、一度決めたからこれは変えられないんだということではなくて、これを運用していくときに、まさに今先生が、地元の方といろいろ話をして、自分自身も気づかされたというお話がありましたけれども、そういうところをしっかりと受けとめながら政策に磨きをかけていく、これが非常に大事ではないか、こういうふうに思っておるところでございます。
いろいろな施策というのも、潜在力を引き出すという意味もございますし、また、ゲタ、ナラシ、いろいろございますけれども、サポートをするというのもございますが、基本的には、やはり現場の農家の方が、生産者の方が展望を持って、よし、やろうというふうになっていただく、ここが非常に大事でございますので、そういうことに今後とも意を用いていきたい、こういうふうに考えております。
この発言だけを見る →いろいろな施策というのも、潜在力を引き出すという意味もございますし、また、ゲタ、ナラシ、いろいろございますけれども、サポートをするというのもございますが、基本的には、やはり現場の農家の方が、生産者の方が展望を持って、よし、やろうというふうになっていただく、ここが非常に大事でございますので、そういうことに今後とも意を用いていきたい、こういうふうに考えております。
渡
渡辺孝一#12
○渡辺(孝)委員 ありがとうございます。
今後、二十八年度の予算に向けて、農水省の方で、しっかりと若手に光が当たるような事業展開というのをぜひ一緒に考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
最後になりますけれども、収入保険等々の話も大いに話題になりました。収入保険の見通しについて、少し御質問したいと思います。
この発言だけを見る →今後、二十八年度の予算に向けて、農水省の方で、しっかりと若手に光が当たるような事業展開というのをぜひ一緒に考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
最後になりますけれども、収入保険等々の話も大いに話題になりました。収入保険の見通しについて、少し御質問したいと思います。
奥
奥原正明#13
○奥原政府参考人 収入保険の関係でございます。
現在の農業共済制度は、自然災害による収量の減少を対象としておりますので、価格低下は基本的に対象となっておりません。それから、対象品目も収量を確認できるものに限定をしておりますので、農業経営全体は対象になっていない、こういった問題点がございます。
このために、全ての農作物を対象としまして、農業経営全体の収入に着目をした収入保険の導入について調査検討を進めていく必要があるというふうに考えております。
これまで、農業者の方の経営データの収集をやってきておりますけれども、昨年の十一月からは、平成二十七年産を対象にしまして、農業者の協力も得て、制度の仕組みの検証等を行う事業化調査を開始したところでございます。
本年度も、この事業化調査を継続いたしまして、農作物の作付、収穫、販売において、農業者による営農記録あるいは帳簿の作成、あるいは損害が生じたときには通知をしていただく、あるいは保険者の方が現地調査に入って点検をするといった事務について検証を進めることにしております。
こういった事業化調査の結果を踏まえまして制度を固めていきたいというふうに考えておりますが、今後の調査等の結果によりますので、確たることは申し上げられませんけれども、調査検討が順調に進めば、平成二十九年の通常国会に関連法案を提出したいというふうに考えております。
この発言だけを見る →現在の農業共済制度は、自然災害による収量の減少を対象としておりますので、価格低下は基本的に対象となっておりません。それから、対象品目も収量を確認できるものに限定をしておりますので、農業経営全体は対象になっていない、こういった問題点がございます。
このために、全ての農作物を対象としまして、農業経営全体の収入に着目をした収入保険の導入について調査検討を進めていく必要があるというふうに考えております。
これまで、農業者の方の経営データの収集をやってきておりますけれども、昨年の十一月からは、平成二十七年産を対象にしまして、農業者の協力も得て、制度の仕組みの検証等を行う事業化調査を開始したところでございます。
本年度も、この事業化調査を継続いたしまして、農作物の作付、収穫、販売において、農業者による営農記録あるいは帳簿の作成、あるいは損害が生じたときには通知をしていただく、あるいは保険者の方が現地調査に入って点検をするといった事務について検証を進めることにしております。
こういった事業化調査の結果を踏まえまして制度を固めていきたいというふうに考えておりますが、今後の調査等の結果によりますので、確たることは申し上げられませんけれども、調査検討が順調に進めば、平成二十九年の通常国会に関連法案を提出したいというふうに考えております。
渡
渡辺孝一#14
○渡辺(孝)委員 時間が来ましたので、これでやめますけれども、収入保険につきましても、地元の方では、雲をつかむような話だ、ぜひ小出しでもいいからいろいろと情報を提供していただきたいというような話がありましたので、そのことだけは伝えさせていただき、私の質問を終わります。
この発言だけを見る →江
瀬
瀬戸隆一#16
○瀬戸委員 香川県の瀬戸でございます。
本日は、質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。
まず、農業をめぐる状況というのは、まさしく待ったなしの状況だというふうに思っております。特に、農業に携わる皆様方が希望を持って農業に取り組めるような食料・農業・農村基本計画でなければならないというふうに思っているところであります。
言いかえれば、余りにも現実とかけ離れた、絵に描いた餅であってはならないということでありまして、努力していけば必ず明るい未来が描けるような、そのような政策でなければならないというふうに思っているところであります。
また、ことしは地方創生元年でもあります。そういった意味で、地方に人が住む、それは農業があるから人が住むということも多分にあるのではないかというふうに思っているところであります。そういった観点から、ちょっと質問をさせていただきたいと思います。
今回のこの基本計画です。その中に、「農業や食品産業の成長産業化を促進するための産業政策と、構造改革を後押ししつつ農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を促進するための地域政策を車の両輪として進める」との記述があります。これにつきまして、この二つ、産業政策と地域政策ですけれども、両立すれば大変すばらしいことなんだというふうに思っております。
ただ、産業政策を余りにも強く推し進め過ぎますと結果的に地域の活性化を阻害してしまうこともあるかもしれないし、また、地域政策を余り強く出し過ぎると構造改革が進めにくくなったりする、そういう場合もあると考えております。相反する面もあると思われます。さじかげんが大切であって、かじ取りをうまく進める必要があると考えております。
林大臣にお聞きします。
農業の産業政策と農村における地域政策を車の両輪として進めていくとありますが、具体的にどのように進めていくのか、お伺いします。
この発言だけを見る →本日は、質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。
まず、農業をめぐる状況というのは、まさしく待ったなしの状況だというふうに思っております。特に、農業に携わる皆様方が希望を持って農業に取り組めるような食料・農業・農村基本計画でなければならないというふうに思っているところであります。
言いかえれば、余りにも現実とかけ離れた、絵に描いた餅であってはならないということでありまして、努力していけば必ず明るい未来が描けるような、そのような政策でなければならないというふうに思っているところであります。
また、ことしは地方創生元年でもあります。そういった意味で、地方に人が住む、それは農業があるから人が住むということも多分にあるのではないかというふうに思っているところであります。そういった観点から、ちょっと質問をさせていただきたいと思います。
今回のこの基本計画です。その中に、「農業や食品産業の成長産業化を促進するための産業政策と、構造改革を後押ししつつ農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を促進するための地域政策を車の両輪として進める」との記述があります。これにつきまして、この二つ、産業政策と地域政策ですけれども、両立すれば大変すばらしいことなんだというふうに思っております。
ただ、産業政策を余りにも強く推し進め過ぎますと結果的に地域の活性化を阻害してしまうこともあるかもしれないし、また、地域政策を余り強く出し過ぎると構造改革が進めにくくなったりする、そういう場合もあると考えております。相反する面もあると思われます。さじかげんが大切であって、かじ取りをうまく進める必要があると考えております。
林大臣にお聞きします。
農業の産業政策と農村における地域政策を車の両輪として進めていくとありますが、具体的にどのように進めていくのか、お伺いします。
林
林芳正#17
○林国務大臣 新たな食料・農業・農村基本計画におきましては、基本的な方針として、今まさに瀬戸委員から御指摘いただいたように、産業政策は、生産現場を強化して、また高付加価値化等を進めて、農業の成長産業化を図るということです。それからもう一つは、地域政策。構造改革を後押ししながら、農業、農村の持つ多面的機能の維持、発揮を図る地域政策。この二つを車の両輪として進める、こういうことにしております。
具体的には、産業政策としては、日本の農林水産物、食品の強みを生かした輸出促進、それから六次産業化等の戦略的推進、農地中間管理機構のフル稼働による担い手への農地集積、集約化、こういったものがございますが、地域政策として、一方で、多面的機能支払制度、中山間地域等直接支払制度の着実な実施、こういうことを進めることにしております。
今お話がありましたように、これをどう組み合わせるのかというのが大変に大事なことでございますが、私は、一律に全国同じようにやるということではなくて、それぞれの地域に合った、実情に即して、これを有機的に組み合わせていく、この組み合わせが大変大事だ、こういうふうに思っております。
そういう意味では、地域のそれぞれの方々にもこういうものに参画をしていただきながらこの組み合わせをつくっていく、ひいては、それが地方創生にもつながっていくのではないか、こういうふうに思っておりまして、そういうことで、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村、この両立を図ってまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →具体的には、産業政策としては、日本の農林水産物、食品の強みを生かした輸出促進、それから六次産業化等の戦略的推進、農地中間管理機構のフル稼働による担い手への農地集積、集約化、こういったものがございますが、地域政策として、一方で、多面的機能支払制度、中山間地域等直接支払制度の着実な実施、こういうことを進めることにしております。
今お話がありましたように、これをどう組み合わせるのかというのが大変に大事なことでございますが、私は、一律に全国同じようにやるということではなくて、それぞれの地域に合った、実情に即して、これを有機的に組み合わせていく、この組み合わせが大変大事だ、こういうふうに思っております。
そういう意味では、地域のそれぞれの方々にもこういうものに参画をしていただきながらこの組み合わせをつくっていく、ひいては、それが地方創生にもつながっていくのではないか、こういうふうに思っておりまして、そういうことで、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村、この両立を図ってまいりたいと思っております。
瀬
瀬戸隆一#18
○瀬戸委員 ありがとうございます。
産業政策と地域政策、これはどちらに偏っても、確かに大臣がおっしゃったように、うまく組み合わせていくこと、それが本当に必要なんだというふうに思っています。
私の地元香川県においても、五反、六反という非常に小さい農業が多い地域でもあります。それは一つの特色ある地域だというふうに思っていますので、そういった中で、うまく組み合わせをして進めていただきたいというふうに思っているところであります。
それでは、先ほど大臣の方からもお話がありましたが、車の両輪の一つである産業政策の中で、特に輸出対策についてお聞きしたいと思っております。
我が国の人口は、このままいけば二〇五〇年には一億人を割るとも言われているところであります。人口減少というのは農産物の需要減少をも意味します。しかし、計画にもありますように、海外においては和食の人気が高まっているということでありまして、地元の香川県のオリーブ牛も、香港で試食会を開けば結構な人気だというような話を聞きます。
農業を成長産業とするためには、海外市場に活路を求めていく必要があると考えますが、あべ副大臣にお聞きします。
農林水産物の輸出産業策について、一兆円の達成に向けてどのような具体的政策を講じていくのか、お聞きします。
この発言だけを見る →産業政策と地域政策、これはどちらに偏っても、確かに大臣がおっしゃったように、うまく組み合わせていくこと、それが本当に必要なんだというふうに思っています。
私の地元香川県においても、五反、六反という非常に小さい農業が多い地域でもあります。それは一つの特色ある地域だというふうに思っていますので、そういった中で、うまく組み合わせをして進めていただきたいというふうに思っているところであります。
それでは、先ほど大臣の方からもお話がありましたが、車の両輪の一つである産業政策の中で、特に輸出対策についてお聞きしたいと思っております。
我が国の人口は、このままいけば二〇五〇年には一億人を割るとも言われているところであります。人口減少というのは農産物の需要減少をも意味します。しかし、計画にもありますように、海外においては和食の人気が高まっているということでありまして、地元の香川県のオリーブ牛も、香港で試食会を開けば結構な人気だというような話を聞きます。
農業を成長産業とするためには、海外市場に活路を求めていく必要があると考えますが、あべ副大臣にお聞きします。
農林水産物の輸出産業策について、一兆円の達成に向けてどのような具体的政策を講じていくのか、お聞きします。
あ
あべ俊子#19
○あべ副大臣 瀬戸委員にお答えいたします。
人口減少の中、日本の農産物、どのように輸出を促進していくかということでございますが、我が国の農林水産物、食品の輸出拡大に関しましては、平成二十五年に策定いたしました国別・品目別輸出戦略に基づきまして、輸出額一兆円目標を掲げておりまして、官民一体となって取り組んでいるところでございます。そうした中、昨年六月に輸出戦略の司令塔として輸出戦略実行委員会を創設いたしまして、品目別に輸出拡大方針の策定、また輸出団体の育成などを進めているところでもございます。
このようなさまざまな取り組みの結果、昨年の輸出額は、何度も報道されておりますが、六千百十七億円と史上最高額となったところでございます。
今後とも、需要フロンティアの拡大のため、各国における輸入規制の緩和、また撤廃などの輸出環境の整備を進めつつ、米、牛肉などそれぞれの品目の輸出を促進いたしまして、一兆円目標をより早く、より大きく超えて達成できるよう、取り組んでいく考えでございます。
特に、ことしの五月から開催されます食がテーマのミラノ万博は、我が国の農林水産物のすばらしさを発信する絶好の機会でございまして、日本館におきましては、官民一体となって食に関する多様な展示を行いまして、日本の食文化の普及宣伝に努め、輸出拡大に努めてまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →人口減少の中、日本の農産物、どのように輸出を促進していくかということでございますが、我が国の農林水産物、食品の輸出拡大に関しましては、平成二十五年に策定いたしました国別・品目別輸出戦略に基づきまして、輸出額一兆円目標を掲げておりまして、官民一体となって取り組んでいるところでございます。そうした中、昨年六月に輸出戦略の司令塔として輸出戦略実行委員会を創設いたしまして、品目別に輸出拡大方針の策定、また輸出団体の育成などを進めているところでもございます。
このようなさまざまな取り組みの結果、昨年の輸出額は、何度も報道されておりますが、六千百十七億円と史上最高額となったところでございます。
今後とも、需要フロンティアの拡大のため、各国における輸入規制の緩和、また撤廃などの輸出環境の整備を進めつつ、米、牛肉などそれぞれの品目の輸出を促進いたしまして、一兆円目標をより早く、より大きく超えて達成できるよう、取り組んでいく考えでございます。
特に、ことしの五月から開催されます食がテーマのミラノ万博は、我が国の農林水産物のすばらしさを発信する絶好の機会でございまして、日本館におきましては、官民一体となって食に関する多様な展示を行いまして、日本の食文化の普及宣伝に努め、輸出拡大に努めてまいりたいと思っております。
瀬
瀬戸隆一#20
○瀬戸委員 ありがとうございます。
ミラノ万博については、香川県からもオリーブ牛が行くというふうに聞いております。しっかり万博が有効だったというような成果を挙げていただきますように、よろしくお願い申し上げます。
次に、地域政策についてお聞きします。
香川県の方でも、新規就農者が、少しずつではありますが、ふえてきているという状況であります。若者の中には、都市での仕事よりも地方の農業を選ぶ若者が出てきています。中には、これは地域おこし協力隊の方ではありましたけれども、若者が来て、地方でピザを焼いたりとか、そういったお店をつくったりとか、そういった話も聞くところであります。
そこで、中川政務官にお聞きします。
計画の中にも、「都市と農村を人々が行き交う「田園回帰」ともいうべき動きも生まれつつある。」とありますけれども、具体的に農村への移住、定住にどのような対策をとっていかれるのでしょうか、お聞きします。
この発言だけを見る →ミラノ万博については、香川県からもオリーブ牛が行くというふうに聞いております。しっかり万博が有効だったというような成果を挙げていただきますように、よろしくお願い申し上げます。
次に、地域政策についてお聞きします。
香川県の方でも、新規就農者が、少しずつではありますが、ふえてきているという状況であります。若者の中には、都市での仕事よりも地方の農業を選ぶ若者が出てきています。中には、これは地域おこし協力隊の方ではありましたけれども、若者が来て、地方でピザを焼いたりとか、そういったお店をつくったりとか、そういった話も聞くところであります。
そこで、中川政務官にお聞きします。
計画の中にも、「都市と農村を人々が行き交う「田園回帰」ともいうべき動きも生まれつつある。」とありますけれども、具体的に農村への移住、定住にどのような対策をとっていかれるのでしょうか、お聞きします。
中
中川郁子#21
○中川大臣政務官 瀬戸先生の質問にお答えをいたします。
先月閣議決定をいたしました食料・農業・農村基本計画、そして、これにあわせまして、魅力ある農山漁村づくりに向けたビジョンを策定いたしましたところでございます。
これは、都市と農山漁村を人々が行き交う田園回帰を実現していくために、農山漁村に仕事をつくる観点から、地域の農林漁業者が主体となって六次産業化に取り組む地域内経済循環を構築すること、そして、集落間の結びつきを強める観点から、生活サービスの機能を基幹集落に集約し、周辺地域とネットワークを形成すること、さらに、都市住民とのつながりを強める観点から、グリーンツーリズムなどによる都市と農山漁村の交流の取り組みを一過性のブームに終わらせずに推進することといった施策の方向性を、事例を交えながら提示したものでございます。
先生の御地元は香川県でありますけれども、私の子供が、小学生のときに四国を一周したという経験がありまして、最後に高知県の漁村に民泊をいたしました。私の地域でも、毎年大阪の高校生を三千人受け入れているという農村ファームステイというのをやっていますが、これを一過性に終わらせないということが本当に大切だと思います。
息子は、魚がおいしかったと、あれ以来魚好きになっているわけでありますし、大阪の高校生も、私のところに来て、大変感動した、よかったということであります。仕事をつくりにその地方に行くんだ、仕事をつくりに農山漁村に行くんだ、そういう若い人たちがふえてくれるような施策であってほしいというふうに思っております。
農林水産省といたしましては、まち・ひと・しごと創生本部のもと、関係府省と連携しつつ、現場の主体的な取り組みを効果的に後押しできるよう、これらの施策の推進に努めてまいりたいというふうに存じます。
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これは、都市と農山漁村を人々が行き交う田園回帰を実現していくために、農山漁村に仕事をつくる観点から、地域の農林漁業者が主体となって六次産業化に取り組む地域内経済循環を構築すること、そして、集落間の結びつきを強める観点から、生活サービスの機能を基幹集落に集約し、周辺地域とネットワークを形成すること、さらに、都市住民とのつながりを強める観点から、グリーンツーリズムなどによる都市と農山漁村の交流の取り組みを一過性のブームに終わらせずに推進することといった施策の方向性を、事例を交えながら提示したものでございます。
先生の御地元は香川県でありますけれども、私の子供が、小学生のときに四国を一周したという経験がありまして、最後に高知県の漁村に民泊をいたしました。私の地域でも、毎年大阪の高校生を三千人受け入れているという農村ファームステイというのをやっていますが、これを一過性に終わらせないということが本当に大切だと思います。
息子は、魚がおいしかったと、あれ以来魚好きになっているわけでありますし、大阪の高校生も、私のところに来て、大変感動した、よかったということであります。仕事をつくりにその地方に行くんだ、仕事をつくりに農山漁村に行くんだ、そういう若い人たちがふえてくれるような施策であってほしいというふうに思っております。
農林水産省といたしましては、まち・ひと・しごと創生本部のもと、関係府省と連携しつつ、現場の主体的な取り組みを効果的に後押しできるよう、これらの施策の推進に努めてまいりたいというふうに存じます。
瀬
瀬戸隆一#22
○瀬戸委員 ありがとうございます。
まさしく政務官がおっしゃいましたように、一過性に終わらせるということがないようにということをくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。
そしてまた、ことし、まち・ひと・しごと創生本部との連携をしていただきながら進めていただくことは本当に大切だと思っています。特に、そういった中で、県、市町村との連携についてもよろしくお願いしたいというふうに思っております。
次に、各論について御質問させていただきたいというふうに思っております。
このたびの統一地方選の中におきまして、地元を歩いておりますと、農家の方々に一番強く言われますのが米の価格の低迷についてであります。平成二十七年度も同じように価格が低迷してしまうと、農業をやめざるを得ない、そういうことを言う方もいらっしゃるということであります。
この問題の対策としまして、その一つに、飼料用米の需要拡大が必要というふうに考えているところであります。ただ、一方で、取り組みをさらにもっと進める必要があるとも考えられるところであります。
そういった中で、林大臣にお聞きします。
米の価格低下が問題になっておりますが、その対策の一つとしての飼料用米の利用拡大をさらに進めていく必要があると考えておりますが、現状をどのように分析されておられますか。また、今後、どのように施策を進めていくかについてお聞きします。
この発言だけを見る →まさしく政務官がおっしゃいましたように、一過性に終わらせるということがないようにということをくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。
そしてまた、ことし、まち・ひと・しごと創生本部との連携をしていただきながら進めていただくことは本当に大切だと思っています。特に、そういった中で、県、市町村との連携についてもよろしくお願いしたいというふうに思っております。
次に、各論について御質問させていただきたいというふうに思っております。
このたびの統一地方選の中におきまして、地元を歩いておりますと、農家の方々に一番強く言われますのが米の価格の低迷についてであります。平成二十七年度も同じように価格が低迷してしまうと、農業をやめざるを得ない、そういうことを言う方もいらっしゃるということであります。
この問題の対策としまして、その一つに、飼料用米の需要拡大が必要というふうに考えているところであります。ただ、一方で、取り組みをさらにもっと進める必要があるとも考えられるところであります。
そういった中で、林大臣にお聞きします。
米の価格低下が問題になっておりますが、その対策の一つとしての飼料用米の利用拡大をさらに進めていく必要があると考えておりますが、現状をどのように分析されておられますか。また、今後、どのように施策を進めていくかについてお聞きします。
林
林芳正#23
○林国務大臣 我が国におきましては、主食用米の需要、これは残念ながら毎年八万トンずつ減少しているということでございますので、水田をフル活用しながら需要に応じた生産を進めるということをするために、やはり主食用米から需要のあるそれ以外の飼料用米などのものに転換を進めていく必要がある、こういうふうに考えておるところでございます。
飼料用米の需要でございますが、二十七年産については、畜産農家の方から新たに約四・五万トン、また飼料会社から約百万トンの需要が示されておるところでございます。また、もう少し長い目で中長期的に見ていただきますと、日本飼料工業会からは、価格等の条件が整えばということですが、約二百万トンの使用が可能だという発表が既にあるところでございまして、十分な需要が見込まれているところでございます。
このため、農林水産省としても、餌米の生産拡大に向けまして、水田活用の直接支払交付金を充実しまして、数量払いの導入をするということをやって飼料用米のインセンティブを高めるということ、そしてさらに、利用拡大が見込まれる多収性の専用品種の種子について、必要量を確保する、それから耕種側におけるカントリーエレベーターの整備、それから畜産側における加工、保管施設等の整備、こういうものも必要になってきますので、こういうものの整備に対して支援をする、こういうことを行っているところでございます。
引き続き、農業者の皆さんがやはり安心して飼料用米の生産に取り組むことができるように、食料・農業・農村基本計画においても、飼料米などの戦略作物の生産拡大をしっかりと位置づけさせていただきまして、その達成に向けて必要な支援を行いたい、こういうふうに思っております。
この発言だけを見る →飼料用米の需要でございますが、二十七年産については、畜産農家の方から新たに約四・五万トン、また飼料会社から約百万トンの需要が示されておるところでございます。また、もう少し長い目で中長期的に見ていただきますと、日本飼料工業会からは、価格等の条件が整えばということですが、約二百万トンの使用が可能だという発表が既にあるところでございまして、十分な需要が見込まれているところでございます。
このため、農林水産省としても、餌米の生産拡大に向けまして、水田活用の直接支払交付金を充実しまして、数量払いの導入をするということをやって飼料用米のインセンティブを高めるということ、そしてさらに、利用拡大が見込まれる多収性の専用品種の種子について、必要量を確保する、それから耕種側におけるカントリーエレベーターの整備、それから畜産側における加工、保管施設等の整備、こういうものも必要になってきますので、こういうものの整備に対して支援をする、こういうことを行っているところでございます。
引き続き、農業者の皆さんがやはり安心して飼料用米の生産に取り組むことができるように、食料・農業・農村基本計画においても、飼料米などの戦略作物の生産拡大をしっかりと位置づけさせていただきまして、その達成に向けて必要な支援を行いたい、こういうふうに思っております。
瀬
瀬戸隆一#24
○瀬戸委員 ありがとうございます。
先ほど大臣の方からおっしゃいましたように、安心感ということは非常に大切なんだと思います。たくさんのメニューを用意していただいておりますけれども、そのメニューをさらに広報などして話し、農家の方に安心感を持って飼料用米の拡大につなげていただければというふうに思っているところであります。
それでは次に、バイオマス発電の関係でちょっと質問させていただきたいと思います。
ちょうど私の地元の方にも塩江という山間部の町があるんですけれども、そういったところに行きますと、大体そういったところというのは林業地域でありまして、林業の経営の悪化とともに集落が廃れてしまったという歴史があります。
バイオマス発電とかバイオマス熱源利用の可能性を、これからそういった未来があるんですよという話を地域の人にしますと、地域の将来に希望を感じる方々がいらっしゃいます。そういった中で、バイオマスに関心を持つ方々の中に、これは業者の方なんですけれども、間伐材を使いたいという方も出てきております。ただ、間伐材が山に放置されたままであるということも間々あるようでありまして、どうやって利用したらいいかわからないという話も聞きます。
そこでお聞きします。
間伐材が有効に使われていない現状があるとお聞きします。バイオマス発電やバイオマス熱源として間伐材の利用を促進すべきと考えておりますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →先ほど大臣の方からおっしゃいましたように、安心感ということは非常に大切なんだと思います。たくさんのメニューを用意していただいておりますけれども、そのメニューをさらに広報などして話し、農家の方に安心感を持って飼料用米の拡大につなげていただければというふうに思っているところであります。
それでは次に、バイオマス発電の関係でちょっと質問させていただきたいと思います。
ちょうど私の地元の方にも塩江という山間部の町があるんですけれども、そういったところに行きますと、大体そういったところというのは林業地域でありまして、林業の経営の悪化とともに集落が廃れてしまったという歴史があります。
バイオマス発電とかバイオマス熱源利用の可能性を、これからそういった未来があるんですよという話を地域の人にしますと、地域の将来に希望を感じる方々がいらっしゃいます。そういった中で、バイオマスに関心を持つ方々の中に、これは業者の方なんですけれども、間伐材を使いたいという方も出てきております。ただ、間伐材が山に放置されたままであるということも間々あるようでありまして、どうやって利用したらいいかわからないという話も聞きます。
そこでお聞きします。
間伐材が有効に使われていない現状があるとお聞きします。バイオマス発電やバイオマス熱源として間伐材の利用を促進すべきと考えておりますが、いかがでしょうか。
今
今井敏#25
○今井政府参考人 お答えいたします。
今後、未利用の間伐材等を利用しまして、木質バイオマスによる発電ですとか熱利用を進めていくためには、燃料となる未利用間伐材への需要と供給を結びつけるマッチングがますます重要になると考えております。
これまでは、発電事業者等がみずから木材の供給先を見つけるような、そういう例が多かったところですけれども、需要が増大する中で、国といたしましても、木質バイオマスの活用についての相談窓口を設けまして、木材の供給力についての情報提供を行ったり、あるいは必要な助言を行う、さらには、施設が立地する都道府県庁に対しまして、木材の安定供給について、実需者である事業者等と森林組合等の供給者側、そこでの調整を県庁の方にお願いしているところでもございます。
今後は、こうした木材の需要に関する情報提供ですとかマッチングを進める体制をさらに強化いたしまして、未利用間伐材を有効に利用した木質バイオマスのエネルギー利用が推進されるように努めてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →今後、未利用の間伐材等を利用しまして、木質バイオマスによる発電ですとか熱利用を進めていくためには、燃料となる未利用間伐材への需要と供給を結びつけるマッチングがますます重要になると考えております。
これまでは、発電事業者等がみずから木材の供給先を見つけるような、そういう例が多かったところですけれども、需要が増大する中で、国といたしましても、木質バイオマスの活用についての相談窓口を設けまして、木材の供給力についての情報提供を行ったり、あるいは必要な助言を行う、さらには、施設が立地する都道府県庁に対しまして、木材の安定供給について、実需者である事業者等と森林組合等の供給者側、そこでの調整を県庁の方にお願いしているところでもございます。
今後は、こうした木材の需要に関する情報提供ですとかマッチングを進める体制をさらに強化いたしまして、未利用間伐材を有効に利用した木質バイオマスのエネルギー利用が推進されるように努めてまいりたいと考えております。
瀬
瀬戸隆一#26
○瀬戸委員 ありがとうございます。
まさしく需要はあったんだけれども出す方がという話なんだと思います。先ほど長官がおっしゃっておられましたように、県庁との連携、県有林も非常に多いところがありますので、よろしくお願いしたいというふうに思っております。林業地域にとっても、久しぶりの明るい材料というふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
最後に、鳥獣被害についてお聞きしたいと思います。
地方創生の中でよく出てくる話なんですが、長野県の塩尻の方では、地方創生という観点から、ICTを活用した鳥獣被害対策、これは、イノシシがわなに捕まると、単純な話なんですが、電波で捕まったよというのを連絡してくれると。それによって、巡回する人の数が少なくて済む、そういった制度もあるようであります。
こうした鳥獣害対策としてのICTの取り組みを全国でも広めていくべきと考えますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →まさしく需要はあったんだけれども出す方がという話なんだと思います。先ほど長官がおっしゃっておられましたように、県庁との連携、県有林も非常に多いところがありますので、よろしくお願いしたいというふうに思っております。林業地域にとっても、久しぶりの明るい材料というふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
最後に、鳥獣被害についてお聞きしたいと思います。
地方創生の中でよく出てくる話なんですが、長野県の塩尻の方では、地方創生という観点から、ICTを活用した鳥獣被害対策、これは、イノシシがわなに捕まると、単純な話なんですが、電波で捕まったよというのを連絡してくれると。それによって、巡回する人の数が少なくて済む、そういった制度もあるようであります。
こうした鳥獣害対策としてのICTの取り組みを全国でも広めていくべきと考えますが、いかがでしょうか。
松
松島浩道#27
○松島政府参考人 鳥獣被害防止対策についてでございますけれども、農水省では、鳥獣被害防止特措法に基づきます鳥獣被害の防止のための取り組みを支援してございまして、具体的には、捕獲に要する経費でございますとか、わなやおりなどの捕獲資材の購入、それから侵入防止柵、食肉処理加工施設や焼却処理施設、こういったものの整備についての経費などにつきましても、鳥獣被害防止総合対策交付金ということで、二十七年度予算で九十五億円を計上しまして、支援を行っているところでございます。
瀬戸委員から御指摘がございましたICTを活用した捕獲技術につきましては、今御紹介がございましたように、自動監視、遠隔監視を可能とする捕獲おりといったものが開発されてございまして、これは非常に効率的、省力的なシステムということでございまして、その導入につきましては、先ほど申し上げました交付金において重点的な支援をさせていただいているということでございます。
今後とも、鳥獣被害を軽減することによりまして、生産者が安心して農業に取り組めるといったふうに進みますように、しっかり対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。
この発言だけを見る →瀬戸委員から御指摘がございましたICTを活用した捕獲技術につきましては、今御紹介がございましたように、自動監視、遠隔監視を可能とする捕獲おりといったものが開発されてございまして、これは非常に効率的、省力的なシステムということでございまして、その導入につきましては、先ほど申し上げました交付金において重点的な支援をさせていただいているということでございます。
今後とも、鳥獣被害を軽減することによりまして、生産者が安心して農業に取り組めるといったふうに進みますように、しっかり対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。
瀬
瀬戸隆一#28
○瀬戸委員 ありがとうございます。
ICTの活用について重点的に、交付金を出していただくということでございますので、よろしくお願いします。
鳥獣被害は、農業をやる方のやる気をそぐということもありますので、そういった意味で、しっかりと対策をとっていただきたいというふうに思っています。
それでは、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
この発言だけを見る →ICTの活用について重点的に、交付金を出していただくということでございますので、よろしくお願いします。
鳥獣被害は、農業をやる方のやる気をそぐということもありますので、そういった意味で、しっかりと対策をとっていただきたいというふうに思っています。
それでは、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
江