林芳正の発言 (農林水産委員会)
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○林国務大臣 我々も、車の両輪と言い、地域政策と産業政策を分けて位置づける、こういうふうにしておりますが、これはまさに、今委員がヨーロッパで別の名目で支払って積み重ねていくとおっしゃっておられましたけれども、まさにそういう考え方でございまして、この人たちには地域政策しかない人がいて、こちら側には産業政策の対象でしかあり得ない人がいる、こういう整理ではないということでございまして、まさにヨーロッパのデカップリングがそうであったように、サポートプライスのようなもので、品目でその金が決まっていくということではなくて、農業をやっていただければ、どういう品目をやるかは別にしてこのお金が支払われる、そこをデカップルしようという発想は我々も共有している、こういうふうに思っております。
したがって、今、農地・水のお話がありましたが、それに加えて、多面的機能支払いというのが既に法律も通していただいておりまして、これは、先ほどの国際局からの御報告では、年度がまだ来ておりませんので整理はしておらないということですが、多分これもそうなんですけれども、共同の水路の泥上げをしたり、草刈りをしたり、こういう活動に対して支払われるわけですから、この活動に参画していただければ、別に担い手であろうがなかろうが、お支払いはされるという性格のものでありまして、まさにこれが、先生が今おっしゃっておられるような、環境を維持するとかコミュニティーを維持していくために役に立つ、こういう整理をしておるわけでございまして、当然そこはそういう地域政策のためにやる政策である。
そして、産業政策は産業政策としてそういう政策として位置づけるということですが、主体としてそこが切り分けられて、どっちかがどっちかにしかいかないということではない、こういう整理をしておるところでございます。