清水忠史の発言 (法務委員会)
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○清水委員 意気込みはよくわかるんですが、大切なのは、本当にこれが実効あるものになるかどうかということだと思うんですね。
資料をお配りしております。五ページ、これは、ことし六月八日、冤罪被害者の皆さんが連名で、「日本弁護士連合会会長 村越進様」ということで出した申し入れ書です。
上のパラグラフ、赤線を引いておりますが、こう書いているんですね。「全事件の全面可視化を求めて活動されて来たはずの日本弁護士連合会が、なぜ取調官の裁量を含む抜け道だらけの可視化法案を飲まれて、「早期成立」などと積極的に警察や検察の思惑に乗った活動をされるのか、私たちは残念で納得できません。」とあり、下のパラグラフ、「現に布川事件では「取調官の裁量でなされた一部可視化録音テープ」」、つまり、自白するところだけを録音するという手法ですね、そして、「逮捕前の拘束段階で自白させられた「足利事件」」もございました。
これらの経験は、やはり裁量に任せるのではなく、全事件、全過程で録音、録画してこそ実証が担保される、そして、参考人の段階からしっかりとそうした証拠を確保していくということが必要かと思うんですが、今回の修正案は、そうした取り調べ官の裁量という点では全く変わっておりません。
上川陽子法務大臣にお伺いしたいと思うんです。
いろいろ努力はしたものの、また、拡大の方向も見出せたという修正はあったかもしれませんが、今、冤罪被害者の方々が述べられたように、一部の可視化、そして一部の事件や一部の場面のみの録音、録画では結局冤罪防止にならない、新たな誤判を生み出す、こう警鐘を鳴らしておられるんですね。今回、このまま参議院に送ろうということですから、こうした声に、この可視化の問題、修正された中身も含めて、上川陽子法務大臣、どう応えられるつもりですか、お願いします。