太田昭宏の発言 (予算委員会)

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○太田国務大臣 ここ数年、決算ベースで公共事業が例年の二倍に膨れ上がっている、こういう指摘があるということでありますけれども、安倍内閣で、財政制約もありまして、公共事業が急にふえたというような事実はございません。
 第一に申し上げたいのは、例年五兆円だった公共事業が十兆円になっている、これは、この五兆円というのは当初予算、本予算が五兆円であるということだと思います。それに比べまして、十兆円の方は決算ベースの予算現額というもので、そもそも二つを比べるというものではございません。そうしたことではないということだと思います。
 予算現額といいますのは、当初予算、本予算、プラスして補正予算と、そして前年度からの繰り越しということを合計したものでありまして、当初予算の数字と比べますと、それは大きくなるというのは当たり前でありまして、そもそもこの二つを比べるべきものではないということを申し上げたいと思います。
 その決算ベースにおける予算現額ということ自体の数字を正確に申し上げますと、民主党政権の平成二十三年度九・七兆円というふうになっています。そして、二十四年度十・一兆円、安倍内閣の二十五年度は十・二兆円、二十六年度は、これはまだこれから最終ですが、推計九・三兆円となっています。
 つまり、この四年間で、九・七、十・一、十・二、そして九・三という状況でありまして、これは中身については特会を入れるとかいろいろなこともあるんですが、その辺、ほぼ同じようなレベルになっているということで、安倍内閣で急にふえているということではございません。
 第三に、二兆円から四兆円の使い残しがあって、これは無駄ではないかとかいうお話があったりいたします。
 繰り越しの額は、これは年度によって差が当然あるわけですが、補正予算が年度末に成立をするという場合には、かなりの額が翌年度に繰り越されるということになります。また、公共事業は、単年度で全てが決着がつくというものではありませんで、発注から完成までに時間がかかるために年度をまたぐ、こういうことで予算を執行する場合がございます。
 したがって、一番大事なことは、繰り越しということも含めて、肝心なのは、予算がしっかりと執行できているかどうかという一点だと私は思います。
 そういう意味では、この公共事業予算につきまして、予算執行を、去年も特に早く執行ができるようにという特命が下っておりまして、かなり早い執行がされておりまして、ほとんどが現行は執行されているという状況にございます。
 これが現在のところでありますが、公共事業は、雨の降り方がおかしいとか、さまざまな災害が起きるということからいきまして、しっかりした防災、減災、老朽化対策、メンテナンス、耐震化ということが、メーンストリームにそれをしながら、そして、都市間競争や地方の創生ということにも寄与するということを、中身を財政制約の中から吟味してやらせていただいているというのが現状でございます。

発言情報

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発言者: 太田昭宏

speaker_id: 28125

日付: 2015-02-19

院: 衆議院

会議名: 予算委員会