谷本正憲の発言 (予算委員会)
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○谷本正憲君 知事の立場からいえば、金沢もありますし、加賀地区もありますし、能登地区もあります。それぞれがバランスのとれた形でどう発展をしていくのか。それぞれの地域には県民の皆さん方のやはり生活があるわけですから、特定の都市だけがよくなればいい、そういう立場には、知事としてはやはり立つわけにはいかない。
能登の人口が十何万人減ったというお話をいたしましたけれども、能登はもう再生の余地が全くないのかというと、そんなことはない。まだまだ工夫をすれば再生の余地はある。
今の金沢の発展を支えたのは、石川県でいえば能登の人たちなんですね。働く場がないからみんな金沢へ出てきて、金沢の産業、経済を支えていただいている。だから今の金沢があるので、金沢が勝手に発展したわけじゃない。能登の人たちが支えているんだ。そのために能登が今疲弊している。その能登に救いの手を差し伸べて、能登を再生するということは、これは知事としては当然やはりやらなきゃいけない。そのことが金沢の発展にもつながっていく。
幸い、能登の場合は、農林水産業そして観光というすばらしい資源があります。それにさらに工夫を加え、具体的な再生の道筋をしっかり探っていく。むしろ、金沢市も一緒になって能登の再生に取り組んでいく、それが私は金沢市の能登に対する恩返しだというふうに思うんですよね。
現場で実際仕事をやっていますと、金沢へ全部集中をさせればいいという、そんな簡単な話ではない。県民の生活がある限りにおいては、そこが再生できるようなことについて、知事としてはやはり最善を尽くしていかなきゃいけない。そんな意味では、金沢の所得をこちらへ再配分するとか、そんなことも知事としてはやはりやっていかなきゃいけないというふうに思います。