神山洋介の発言 (予算委員会第二分科会)

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○神山(洋)分科員 もちろんその制度がよければというお話でございまして、別の施策の方が有効性が高いということなのであれば、それを優先してバックアップして水平展開をするということでございまして、そういう意味では、どの施策が今の段階で一番有効性が高いかということに関しては、まだ判断がつかない状況なのかなということを思います。
 冒頭申し上げましたが、それほど時間をかけていい案件であるとは私も思えませんので、ある意味では、先ほどお話のありましたモデル事業を来年度予算の中でやるのかなと思うわけですが、それの中で、やはり順番、効果の大小ということはきちっと判定をしていただきたいなと思うわけです。
 この後の話は言及にとどめますが、例えば平成二十五年度の予算に関して、平成二十六年行政事業レビューシートという形で、消防団に対しての取り組みというのはいろいろなことが書いてありますが、その中を読んでも、消防団の人員をやはりスピーディーに拡充をしていかなきゃいけない、そのための具体的な施策を少し急いで、場合によっては力を入れて考えなきゃいけないと。その指標は、人数がふえたか、ふえるに至ったか、減少がとまったかというところがキーだと私は思っているんですが、そういう要素が実は余り強く感じられないなと、これは個人的な印象ですが、感じております。
 ぜひそこは、人数をとにかく、誰でもいいからとかそういう意味ではありませんが、やはり政策のターゲット、指標は、これは人数をいかに戻していくのかということであるということはぜひ強く御認識をいただけたらありがたいなと思っております。
 実は、きょう消防団の話をさせていただくに至ったのは、当然ですが、これは大臣も含めて、あらゆる国会に議席を持つ人間がそうだと思いますが、地元を歩いていれば、消防にまつわる苦労、そして悩み、いろいろなことを耳にするわけです、聞かせていただくわけです。
 一方で、地域の防災及びいざというときの災害対策、東日本大震災のような大きな災害対策も含めてですが、やはり消防団という組織が非常に不可欠であって、重要性が大きくて、しかし一方で、金銭的にはそんなに恵まれないかもしれないけれども現場の方々は大きな使命感に駆られている中で非常に頑張っていらっしゃるというのはわかっている。でも、なかなか待遇面、そして今のお話でいえば、人数がなかなか整わないという中で、一定の人に大きな負荷がかかってしまうというところに対しての苦しみも現場で非常にあるわけです。
 そうした中で、具体的な事例を申し上げれば、私は地元で同級生の夫婦と話をしていて、旦那も奥さんも同級生、そういう二人が私の目の前で、夫婦げんかとは言いませんが、いろいろ言い争いをするわけです。旦那は使命感に燃えて、俺は地元のために、仕事も忙しいけれども消防団を頑張っているんだ、奥さんはその横で、だって、あなたは仕事も子育てもほっぽり出してすぐ行っちゃうじゃないのという話をされているわけです。その旦那いわく、俺は地元のために頑張っているんだから、もうちょっと気持ちよく仕事をさせてほしい、奥さんの側からすると、家庭をいろいろ犠牲にする中で私たちの家族はどうなるのよということを、これは半分笑いながらも含めてですが、ぶつぶつ言っているという状況を目にするわけです。
 その意味でいうと、先ほど来少し議論になってまいりましたのは、事業所に対してのバックアップ施策が少し議論としてはありましたが、もう一度、改めて家庭とか個人に対して目を向けるということもあっていいのではないかなというふうに私は思います。
 もちろん、これは、常備消防とは違う枠組みの中で消防団というものが考えられているわけですから、では、お給料を幾ら、いっぱいふやしましょうという話ではないと思います。当然、現場でやっていらっしゃる方も、俺たちは金のためにやっているわけではもちろんないよということをおっしゃいます。
 ただ、そうはいっても、もう少し個人に対して目を向けてバックアップをすることができないか、こういうことはやはり考えるわけですし、今まで行われてきている自治体でのさまざまな取り組みの中でも、例えば、消防団員ですという表示をするカードがあって、それがあると、協力してくれるお店だったりとかいうところで割引を受けられますとか、入館料が半額になりますとかいうことも含めてあるわけです。
 そのことがいいかどうかは別として、送り出す事業者側に加えて、個人に対してもう少しプッシュをするような施策というものはあってもいいのかなと思います。
 これも、お金の話になりますのでそう簡単ではないのもわかりますが、例えば、それは住民税だったり、もろもろに対しての控除というか手当だったり、金額としての多寡は問わないけれども何らかの形で、公に尽くしているということに対して、税制面を含めたバックアップをしますよということは検討はしてもいいんじゃないかなというふうに私は考えております。
 その観点の中で、団員及び家族に対して、全体の消防団員として活動する、もしくは、消防団員としてこれから新たに加入をして、日曜に俺もやってみようかと思うとき、または、家族の側からすると、そういうふうにやってみようという話があったときに、では、あなた、やってみたらいいんじゃないのと後押しをしやすくなるような環境づくりをするという意味において、個人及び家族に対しての追加的な優遇措置というのは検討できないものだろうかというふうに思うわけです。
 大臣、この点、御所見いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 神山洋介

speaker_id: 25837

日付: 2015-03-10

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第二分科会