樋口耕太郎の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(樋口耕太郎君) 文化的、社会的な制約を受けない外需型のインスピレーショナルな企業というふうに申し上げましたが、だからといって沖縄に全く異物を持ち込んでも成り立たないと思います。やっぱりウチナーンチュの心に響くものでなきゃいけない。だから、単に本土企業の子会社という意味では私は全く成り立たないと思っている。これはあくまで、とことん究極的に沖縄のためでなきゃいけない。
 ただ、私は本土の人間として沖縄に十年住んでいて、これよく言われるんです、樋口さん、沖縄のために頑張ってくださいって。正直言って、私、この言葉に多少違和感を覚えるんですね。私、岩手県の出身ですが、岩手にお客さんが来たら、岩手県が何かできますかと、多分そういうふうに申し上げると思うんです。
 ですから、沖縄が本当に栄えるためには、沖縄のために全てをするんではなくて、日本の地方、東アジアのために沖縄がお役に立てる方法を模索するべきであって、今、地方経済で衰退をしている各地、沖縄だけじゃない、本当にいろんなところに問題があります。そこに飛行機を飛ばして東アジアにつなぐ、この成長著しい経済を日本に持ち込む、沖縄があるからこそ経済がやってきたというふうに感謝されて初めて沖縄と本土の関係が本当の意味で良くなるんじゃないのかなと。沖縄以外のために沖縄が尽くして、結果として沖縄のためになる、そのためにはやはり沖縄内部の制約から解き放たれなければいけないと、こういう図式になっていると私は理解しています。

発言情報

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発言者: 樋口耕太郎

speaker_id: 34717

日付: 2015-06-17

院: 参議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会