佐々木五郎の発言 (環境委員会)
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○参考人(佐々木五郎君) まず、一番必要とされたのは、廃棄物処理をした経験のある者、例えば処理計画というのが法律上作らなきゃいけないんですが、そういったことというのが、案外簡単なようなんですが、知見がないとなかなかできない、そういう経験者が少なくなっている。
もう一つは、ハードの面でいえば廃棄物処理施設というのは大体二十年サイクルで建設が行われるわけです。それで、ダイオキシン特措法によって平成十三年ぐらいまでに施設が一応できました。それから今またピークが来ているんですが、その間にバブルがはじけたりとかいろいろな面がありまして、市町村で特に技術職員をなかなか確保をするという、そういったことが困難な状況がございまして、空白の十年とか十五年と言われていますが、人材的な面でもそういったことが起きます。例えば、二十年に一遍やることで機械職を雇用していく、それだけの余裕がないというようなことも一つでありますし、特に大都市を除いて多くの市町村でそういった傾向があります。
そういった意味で、人材をまず確保するということと同時にやっぱり育成をしていかなきゃならない。特に、今回のような防災と廃棄物処理というのは、阪神・淡路大震災のときに経験がありましたが、神戸市役所においてもそういった経験者はみんな退職して、いないと。だから、そういった経験を後世に伝えていかなきゃならない。ただ、なかなかそれだけでは駄目なので、現実に毎年毎年職員を育てていく、そういった大きな意味でのスキームがなければならないだろうと思っております。
そういった意味で、自治体を支援する、人材育成を支援する、そういった国の大きな意味での取組があったらいいなと。あったらいいなと思いますし、そういったことがないと、現実の災害が起きたときに、大都市からも職員派遣しますが、中小都市からは、結局は行っても知見がない、経験がないということでなかなかお役に立てないのではないかなというふうに思っております。