阿部秀保の発言 (環境委員会)
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○参考人(阿部秀保君) 被災者からの人材的な部分ということで、まず一点目、運が良かったなと思っている部分が実はございます。
と申しますのは、県へのパイプ、災害対策本部にいつも地元の県議さんに入っていただくという話をしましたけれども、職員をちょうど県の方に派遣して、災害対策する方なんですけれども、帰ってきたばかりの職員が一名おりました。それから、随分前なんですけれども、こういった一般廃棄物担当で採用した職員がちょうど管理職時期を迎えていました。震災でしたので、急遽、人事の方も、毎月人事やったんですけれども、抜てきなんですけれども、二、三年早く課長職に、瓦れきだったら誰にも負けないと、瓦れきだったら瓦れきの課長と言われてもいいと言われるような、本人もそういうふうに自負しているんですけれども。そういったことで、県とのパイプ、それから経験者、役所内のことですけれども、それから環境省の廃棄物対策課の布施課長補佐さんが、非常に、東松島の場合は他とは違って二回目だったらお任せします、市長の判断でやってくださいと、ただストップを掛けるときは勘弁してくださいよというだけのことでしたので、国とも直接やらせていただきましたので、非常にそこは運が良かったなというふうに思っています。
ただ、一番の財産は、私、よく講演をお願いされて言うんですけれども、東松島市の場合は、やはり建設業界と消防団ですよ、財産は。
まず、消防団は、やっぱりあれだけの組織、安否確認とかまず最初にやっていただいて、人命救助もそうですけれども。それで、何なんですかというと、先ほど、当初、十五分間で御紹介しましたけれども、あの瓦れきの下に御遺体があるわけですよ。ですから、地元の建設業界が丁寧に瓦れきを除去して、消防団とか警察が千人以上の御遺体を収容するというような、チームでやらなくちゃいけないんですね。それを見ているんですよ、御遺族が。ずっと朝から見ている方もいるんです、お母さんなんかはですね、子供さんを探して。ですので、そういったことを丁寧にやらないと、まさしく応急対応を丁寧にやらないと、後での復旧復興、私の持論なんですけど、復旧復興というのは応急対応の土台の上にあると思っていますから、応急対応をしっかりできるかどうかによって今後の復旧復興に大きく影響する。自分がもし、御家族を失って、役所に不満があって、用地買収のときに協力してくださいといったら、判こ押しませんよ、押印しませんよ、やはり。
そういったことですので、全て関係してくるわけですね。ですので、やはり、組織としてはしっかりとした体制、人材で臨むというのが原則というか、一番望ましいことだというふうに考えております。