北川知克の発言 (環境委員会)
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○衆議院議員(北川知克君) ただいま市田委員の方から御指摘の旧琵琶湖総合開発特別措置法の総括、結果、影響という点でありますが、お答えをする前に、市田委員には、地元琵琶湖の案件でありますので、大変御心配、また御協力をいただいておりますことにまずもって感謝を申し上げたいと思います。
今回のこの法案でありますが、この琵琶湖総合開発特別措置法の総合開発計画による生態系や生物多様性への影響につきましては、それぞれこれまで取り組んでこられた方々、また我々提出者におきましても様々な考えがあると思われます。
いずれにいたしましても、近年、人口増加や活発な産業活動の展開といった社会経済情勢の急激な変化により、琵琶湖の自然環境は大きな変貌を余儀なくされているところであります。具体的には、CODの高水準のままの推移、アオコの発生、湖底の低酸素化、漁獲量の減少、オオクチバス等の外来魚、オオバナミズキンバイ等の外来植物及びカワウなどによる生態系や漁業への被害が出ているわけでありまして、また水草の異常な繁茂も挙げられております。
また、ヨシ群落や内湖の再生が図られているところでありますが、いまだ昭和三十年代の水準まで回復には至っていないこと、また、近年、ニホンジカにより森林被害が急激に増加をしていることなど、琵琶湖の自然環境、景観や自然の水環境等の悪化が懸念される状況にあるものと認識をいたしております。
このような現在の琵琶湖における困難な状況に対応するため、今回の法律案を提案させていただいたところであります。