上田隆之の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(上田隆之君) 石炭価格がトン当たり六十七ドルとした場合の発電コストは幾らになるかという御質問でございます。
実は、私ども、この足下の今の六十七ドルをベースといたしました試算は行っておりません。今回、発電コストの検証ワーキンググループにおきまして石炭価格の発電コストを検証しておりますけど、そのときの燃料価格の前提は、まず足下の燃料価格につきましては、二〇一三年の通関CIF価格の平均値であります百十一・四五ドルというものを発射台にしておりまして、将来の燃料価格の増減につきましては、IEAのワールド・エナジー・アウトルックの新政策シナリオというものがございますが、それを標準ケースとしながらその価格を動かしているという前提で、二〇一四年、それから二〇三〇年の燃料価格を計算をしているわけでございます。その結果、二〇一四年に新設した場合の石炭火力の発電コストは、御承知のとおりキロワットアワー当たり十二・三円ということでございます。
ただ、これは、今申し上げました六十七ドルとはかなり違うわけでございまして、そういった事態に備えまして、実は今回感度分析というのを行っておりまして、二〇二〇年時点になりますが、燃料価格が仮に一割、一〇%変化するといった場合にどうなるかという感度分析を行っております。それによりますと、石炭価格が一〇%低減した場合に、発電コストはキロワットアワー当たり〇・四円程度低下するということでございまして、委員御指摘の六十七ドルの試算でございますと、さっき申し上げた百十一ドルの半分ぐらいと勘案いたしますと、二〇二〇年時点での燃料価格が半減した場合の発電コストはキロワットアワー当たり今の十二・三円から二円程度低下するという試算、感度分析の結果を採用いたしますとそういうことになるかと思います。