黒澤利武の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(黒澤利武君) 三点、御質問いただいたと思います。
一つ目は、現在特別会計にある八千八百三十七億円、これがどうなるかということでございますが、これ、元をただしますと、NEXIを通じて受け入れた保険料が積み上がったものというのが元の原資ということでございますので、再保険特別会計が廃止されれば、当然この金額はNEXIの方に移管されるという形になっております。
あわせまして、NEXI側にあります責任準備金、自己資本と合わせまして約一・三兆円の資産になろうかと思います。この一・三兆円が果たして適切なのかという御質問でございますが、これにつきましては、この法律の施行までに我々研究いたしまして、しっかりした水準を見極めようと考えております。
NEXIが引き受けるのは、通常の民間の保険会社が引き受けるような交通事故とかあるいは火災といったような大数の法則が働くような危険ではございません。戦争、内乱、革命といった異常危険ということでございますので、やはり特別な数理、保険数理を用いてこれを算定しなければならないと考えております。今現在検討いたしているものといたしましては、いわゆる確率論的アプローチということで、予想最大損失額を用いて測るというふうなことも検討いたしております。
それから、最後の御質問でございますけれども、こういった算定方法書におきましてどのような形で積み立てていくかというようなことをNEXIが決めて大臣が認可するということでございますが、これが今後、一旦認可した場合、どのような場合に変更されるかということでございますが、これは今後のことでございますので予断は許しませんけれども、もちろん、今申し上げましたとおり、リスクをより精緻に見積もる新たな金融手法が開発された場合はそういったものに改めるというふうなことで、随時アップデートしていくというふうなことを我々は期待いたしております。
以上でございます。