宮沢洋一の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(宮沢洋一君) まず、前提となります企業業績というものは中小企業も含めて史上最高益を出しているという中で、私どもも政労使会議等々で、まさに賃上げであり、一方で納入業者にもその恩恵を均てんさせてくれと、こういうことを二年ほど続けてきているわけであります。結果的に春闘の賃上げ率は連合の調査でも今年は昨年に増してまた上がっていると、こういう状況でありまして、企業業績が賃金の引上げに通じて、そして消費になり、更に経済を良くしていくというサイクルは回りつつあると思っておりますが、おっしゃいますように四—六の数字は消費と輸出といったものでマイナス年率一・六ということ、確報がどうなるかということは、設備投資が少しいい数字が出てきておりますので、これがどういうふうに影響するかというのは見方が分かれているところというのが現状であります。
そして、消費について言いますと、やはり一番大きいのは自動車、特に軽自動車のところの落ち込みでありまして、軽自動車自体、やはり昨年末にかけて、ある意味では大手二社が大変な競争をした。一方で、四月から軽自動車税が上がってくる。そういう中で、軽自動車につきましては、新古車という言葉がありますように、普通車に比べると、ある意味では売れないにもかかわらず販売が実は積み上がっていくというような状況等々あり、また、天候要因などで消費がマイナスだったわけでありますけれども。やはり基本的には、消費税の引上げに伴う物価上昇分が四月から六月ぐらいでほぼ消えてくると思いますので、そうなってきますと実質所得といった意味ではプラスになってくることは、これは間違いないんだろうと思っております。そういう中で、消費自体も四—六よりは今後少し回復をしてくるのではないかと思っています。
一方で、設備投資といったところについては、若干期待よりは正直言ってまだ出てきていないというようなところがあって、設備投資を増やすという方策をまた更にしていかなければいけないんだろうなというのが現状の認識でございます。