宮沢洋一の発言 (経済産業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(宮沢洋一君) 私どもとしましては、アベノミクスというものは総体的にまさに好循環が生まれつつあるというふうに考えております。
例えば、この賃金のところの民間平均月給、統計の不整合があるという話でありましたけれども、やはり間違いなく今年の春闘におきましてもたしか二・二%の賃上げ、ベースアップもかなり増えているという数字が出ているわけでありまして、もちろんこれは連合の調べということになりますと小さな企業は余り入ってきていないということも事実だろうと思いますけれども、一方で、厚労省の統計等々でもやはり賃上げというものはかなり昨年に比べても増してきているという、そういう企業が多いということは事実でありまして、それがなかなかこういうものに反映してきていないのはどういうことなのかなと実は思って見ておりましたけれども。
そういう中でアベノミクスというのは、まさに第一の矢、金融政策、第二の矢、柔軟な財政政策、そして第三の矢、成長戦略、日本再興戦略という中で、今まさに第三の矢、成長戦略といったものに、我々も、経産省も中心になって取り組んでいるところであります。
おっしゃるように、成果がそうたくさん、まだ成長戦略、見えてきていないではないかと言われるのはおっしゃるとおりだろうと思っておりまして、私はこれは、もちろん一年、二年でいろいろ成果が出てきているものもございますけれども、五年、十年、長い目で日本経済のエンジンを取り替える作業をしているつもりでございます。
そういう中で、これまでのまさに薄利多売型の経済構造、産業構造、企業の収益といったものをやはり高付加価値、少量生産といったものにしっかり変えていくということ、となりますと、中小企業、中堅企業といったものが新たな事業にまさに入っていっていただいて、新しい第二の創業、またベンチャーの起業といったものをしっかり応援していく必要があると思っておりまして、今年の七月に東京で発表をいたしましたけれども、三つの見える化と言っておりますが、まさに中小企業、中堅企業にこれまでの成功例、また失敗例、しかしこうすれば成功したかもしれないといったようなものを事例集として見ていただく、その上で、やる気になった中堅企業を応援していくというようなことをプラットホームをつくって応援していくといった政策を七月に東京で発表して、今全国で実はキャラバンで説明会を開いておりまして。
企業自体にやる気になっていただくことも大事でありますし、また、できれば地域の金融機関にそれをしっかり勉強していただいて、自分の融資先の企業にこういうものが使えるということは恐らく地域の金融機関が一番御存じだと思いますので、そういうことで、やはり中小、中堅を成長戦略に取り込んでいくということをしっかりやって、ある意味で成長戦略、短期的な成果を目指すというよりは、中長期で日本の経済の構造を変えていくものとして一生懸命やっていかなければいけない政策だろうと思っております。