深澤淳志の発言 (決算委員会)
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○政府参考人(深澤淳志君) お答え申し上げます。
委員御指摘のように、ライフサイクルコストの算定は大変重要な課題だと認識しております。
現在、国が管理する道路橋等につきましては、平成十六年度より定期点検を開始しまして二巡目を終えたところでございます。また、地方公共団体の管理する全ての道路橋等につきまして、平成二十六年度より、五年に一度、近接目視点検、これを義務化したところであります。現在では、その施設の状態を定期的に点検して、その結果に基づき適切な措置を行うということで、これが結果的にライフサイクルコストの縮減にまずはつながるものと考えております。このような予防保全の観点から、合理的な維持修繕を実施してまいりたいと考えております。
委員御指摘の具体的なライフサイクルコストの算定手法につきましては、御指摘のようにまだ確立するまでには至っておりません。それは、特に道路橋等につきましては構成する部材が非常に複雑で多岐にわたっていることとか、あるいは山合いであるとか、その条件が違う、さらには大型車の通行の状況が違うなど、いろいろな条件があります。そういう中で、統一的なライフサイクルコストの算定手法は今のところまだできていないわけでございますけれども、平成二十六年五月に策定されましたインフラ長寿命化計画を踏まえまして引き続き定期点検をし、その結果をきちっと蓄積いたしまして、塩害であるとかアルカリ骨材反応であるとか、それぞれの損傷の状況も踏まえた適切な劣化傾向を分析して、専門家の御意見もいただきながら、早期のライフサイクルコストの算定手法につきまして研究を重ねてまいりたいと考えております。
以上です。