谷内繁の発言 (厚生労働委員会)
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○政府参考人(谷内繁君) お答えいたします。
まず、千鳥ケ淵の戦没者墓苑でございますけれども、昭和二十八年十二月十一日に閣議決定されました無名戦没者の墓に関する件に基づきまして、御遺族に引き渡すことができない戦没者の御遺骨を納めるために、いわゆる無名戦没者の墓として国が建立した施設でございます。
厚生労働省は、千鳥ケ淵戦没者墓苑で次のような式典を実施しておるところでございます。
毎年春に皇族の方に御臨席していただいた上で、千鳥ケ淵戦没者墓苑拝礼式を実施しております。これは、海外で新たに収容した御遺骨のうち、身元が判明せず、御遺族に引き渡すことができないものの納骨を行うとともに、あわせて、墓苑に納められております御遺骨に対して拝礼を行うという趣旨の下実施しているものでございます。
また、年に数回、遺骨引渡式を行っております。例えば平成二十六年度では六回行っております。これは、政府が派遣いたします遺骨収集帰還団が持ち帰った御遺骨を厚生労働省に引き渡す際に実施しているものでございます。
こういった式にどういう方に参列していただいているかといいますと、まず、拝礼式につきましては、御遺族、戦友を始め、各政党代表の方、また厚生労働委員会に所属されておられる議員を中心とした先生方、遺骨収集帰還事業に協力いただいている国の大使の方、関係団体の代表者、関係省庁、地方公共団体、遺骨収集帰還事業協力者などに参列の御案内を行っているところでございます。
また、遺骨引渡式につきましては、関係団体の代表者、厚生労働委員会に所属されている議員を中心とした先生方に案内を行うとともに、民間協力団体から御遺族、戦友にお声掛けをしていただきまして参列いただいているところでございます。
厚生労働省といたしましては、御遺族を始め関係者が高齢化する中で、さきの大戦の記憶を風化させることなく次の世代へ継承していきたいと考えており、特に若い世代の方々にこれらの式典を知っていただく機会を増やしてまいりたいと考えております。その一環として、若い世代の方々をこれらの式典へ招待することも検討していきたいと考えております。