郷原信郎の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(郷原信郎君) 確かに、私、個人ブログにそのように書きました。
そのように私が思いました一つの大きな案件は、先ほどお話しした時効特例給付の問題以降にまだ大きな問題が発生して、我々、年金業務監視委員会で取り上げました。それが失踪宣告者に対する死亡一時金の時効をどこから起算するかという問題で、これは時効の起算点の考え方を厚労省が途中で変更をしたんですね。我々はその変更の考え方は全く間違っているということを厳しく指摘しました。
そうしたら、結局、その過程で分かったことは、誰が決めたかよく分からないんです。その通知は課長補佐から出たということになっているんですけれども、何か問いただしますと、いや、室長もちゃんと了解していると言うんですけれども、全然その記録がないんです。しかも、結局、我々の指摘に対してそれでもいいということは言い切れなかったためだと思いますが、最終的には取扱いを変えたんですね。
ただ、変えるときに、その説明なんですが、時効の起算点の考え方は、変えたときの考え方は間違っていない、でも時効を援用しないことによってこれからは払ってやると、こういう考え方だったんです。私は、こういう厚労省の対応、考え方が、あたかも年金の資金というのは何か厚労省のものであるような考え方じゃないかと。それはもう大切な国民の財産ですよね。それに対してしっかり自分たちが責任を持って対応していくというようなところがどうも感じられなかった。
結局、いろんな問題をもうぎりぎりまで、年金業務監視委員会廃止直前まで指摘し続けたんですが、そういう私の考えは変わりませんでした。それを率直に個人ブログの中に書いたということです。