太田昭宏の発言 (国土交通委員会)
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○国務大臣(太田昭宏君) 確かにインシデントが多いということで緊張した毎日で、直ちに動くということをやらさせていただいております。先ほど九時三十分頃に、これはインシデントではありませんが、浅間山で小規模な噴火が発生をしたという報告もあったり、現在、規制範囲を越えた被害が発生するというレベルではない模様でありますが、こうしたことも含めて緊張した対応をということを常に心掛け、督励をしているところです。
航空分野につきましては、四月十四日にアシアナ航空機が広島空港着陸時に滑走路から逸脱する事故が発生し、また、六月三日には那覇空港において管制官の指示を受けていない航空自衛隊ヘリコプターが前方を横切ったと、全日空機が急遽離陸を中止したという事案もありました。
これらの原因につきましては運輸安全委員会が調査を行っているところではありますが、当面の対策として、アシアナ航空では着陸やり直し時の追加訓練、防衛省では離陸時における運航手順の見直しが実施をされているところです。
さらに、三月二十四日に発生しましたジャーマンウィングス航空墜落事故では、副操縦士が操縦室で一人だけになった際に故意に地表に衝突するという操作をしたということが判明をしました。我が国では精神面のチェックを含むパイロットの健康管理を厳格に実施をしているところですが、これに加えまして、四月二十八日には日本の航空会社に対しまして、暫定的な措置として操縦室に乗務員等を常時二名以上配置することを指示をしたところです。
いろいろ一つ一つの案件では違いますけれども、いずれも緊張して、航空管制を含めて、非常に空港が混雑をしているということもありますものですから、その辺の連携体制をしっかりしなくてはいけないと、このように思っています。
鉄道も、四月の青函トンネル内の事故、四月十二日のJR山手線の電化柱の倒壊、五月二十二日のJR長崎線での同一線路上の九十三メートルの接近、いろんなことがあります。青函トンネルの事案は、主原因が営業運転前の訓練時の不適切な車両の取扱いということによることであったり、山手線の事案というのは、私は、電化柱が傾いたのを放置したということで、危ないということがすぐ組織の上に行かない、その中には、指示が下りない、それはまた、発注ということの中での下請に任せるというような体質とか、様々なことで検証しなくてはならない問題だというふうに思います。
原因は異なるわけでありますが、とにかく事故は起こさないということを常に徹底して、それぞれ運輸関係のものにつきましては常に事故が隣り合わせしているということをよく分かって、緊張を持った企業等々の運営が必要だということを繰り返し指導したいと、このように思っています。