大脇崇の発言 (国土交通委員会)
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○政府参考人(大脇崇君) トウモロコシや石炭、こういったもののほぼ一〇〇%を輸入に依存しております日本にとりまして、こうしたばら積み貨物、バルク貨物とも呼びますけれども、こうした貨物を安定的かつ安価に輸入するために、平成二十三年五月に国際バルク戦略港湾として十港を選定をしたところでございます。先ほど先生、十一港というふうにおっしゃっていただきましたけれども、そのうち一港は穀物の分野、鉄鉱石の分野で重複してございますので、私ども十港というふうに申し上げております。
その後、港湾法を改正をしていただきまして、予算措置あるいは税制優遇制度の創設、こういった取組を行ってまいりました。その結果、例えば国際バルク戦略港湾に選定されております釧路港や小名浜港では船舶の大型化への対応を可能とする施設整備を進めてございまして、飼料穀物やエネルギーの海上輸送コストが約四割削減されると見込まれるなど、地域の産業の競争力強化が図られるものというふうに期待してございます。
先生御指摘の志布志港につきましては、近年特に木材の輸出が急増しておりまして、全国一位の木材輸出港となるなど、貨物量が増大しておる重要な港湾というふうに認識しておりますけれども、バルク戦略港湾にも選定されてございます志布志港につきましては、トウモロコシなどの輸入拠点として背後地域の肉用牛、豚、ブロイラーといった畜産業を支えております。このため、トウモロコシなどの飼料穀物の海上輸送コストの低減が地域の畜産業の競争力強化にとって大変重要な課題というふうに考えてございます。
現在、志布志港におきましては、港湾管理者であります鹿児島県が、荷主間の連携によります大型船を活用した共同輸送、これに対応した港湾施設の配置計画、あるいは運営手法の検討などを行っているところでございまして、国といたしましてもその調査に対して支援を行っているところでございます。
引き続き、資源エネルギーの安定的かつ安価な海上輸送ネットワークの形成の取組を進めてまいりたいというふうに考えてございます。