橋本公博の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(橋本公博君) 省エネ基準についてのお尋ねでございます。
 まず、省エネ基準は、昭和五十五年に最初の基準を定めまして、都合三回大改正をしております。それぞれ、やはりエネルギー消費の状況を見ながら引上げをしております。さらに、平成二十五年に改正をいたしまして、これは一九九九年、平成十一年の基準を一次エネルギー消費量換算という形で変えたものでございまして、断熱性能に関しては平成十一年基準と同じでございますけれども、設備機器の性能については十一年と平成二十五年では明らかに省エネ性能は上がっておりますので、結果として一割ぐらいやはりエネルギー消費量が減るという基準になっております。そういう意味では、これからまた将来に向けて、全体の省エネ基準適合率を見ながら引上げは検討せざるを得ないと考えています。
 一方で、委員が御指摘になりました日本の伝統的な木造住宅については、これは高気密、高断熱という意味では余り高く評価ができませんけれども、例えば夏場の通風がちゃんと確保されている、それから床下の湿気を抜くようになっている、あるいは床下から天井に空気が抜けて暑さを逃すとか、そういう日本の気候風土に合った、特に日本の高温で多湿な気候風土に合った建て方になっていて、残念ながら、現在の省エネ基準というのは高気密、高断熱を基本にしておりますので、日本の伝統的な建築物の評価が十分できておりません。
 そういう日本の本来の建物の持っている性能も十分に評価できる省エネ基準にしていく必要もあると思いますし、また、北海道から沖縄まで地域がございまして、幾つかの地域に分けて省エネ基準を定めておりますけれども、当然、北海道で求められる基準と、沖縄あるいは宮古島、石垣島で設けられる基準は全く違いますので、それぞれの地域に合った省エネ基準というのを作っていくという必要があると考えております。

発言情報

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発言者: 橋本公博

speaker_id: 15625

日付: 2015-06-30

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会