太田昭宏の発言 (国土交通委員会)
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○国務大臣(太田昭宏君) いろんなことを考えながら御質問、御提言を聞かせていただきました。私のイメージでは、前田先生おっしゃる二つの三角形というものが大事ということではないかと。
今回は、私が考えた二つの三角形というのは、一つは省エネということが大事だということで、環境省始め、二〇三〇年ということで、二六%削減の中の民生部門、この部門はやはりちゃんとやらなくちゃいけないということが、今回の法律ということの中では一つ、レベルは低い段階ではありますけれども、スタートをさせていただくということなんですが。
しかし、省エネというだけでなくて、もう一つ健康という角度が三角形の一つの底辺としてなくちゃならない。ましてや、現場からいくと、ヒートショックとかいうことで、高齢社会になる中で大変穏やかに住むということが非常に大事になってくる中に、外断熱とかいろんなそういう措置がとられていかなくてはならないのではないかと。もう一つそこに地球温暖化の省CO2という、こういう三角形というものを、今回の法律では、どちらかというと省エネという三角形の一つの頂点であるけれども、そういう角度で、今回はその一歩として考えなくてはならないということは私は非常に大事な視点であろうというふうに思います。
そして、もう一つの三角形ということで、先生からここで提示されました単体としての住宅、建物ということについての省エネとか断熱ということをやるけれども、しかし、その三角形のもう一つには、もっと町全体という中にこの低炭素まちづくりと、先生が二十四年、国交大臣在任中に取り組まれた低炭素まちづくり法に基づいて町自体をそういうふうに持っていくという角度がもう一つ底辺で大事で、その両面が備わったときに初めて流通というものが生まれて、ちょっと高いということになるかもしれないけれども、省エネとかそういうことをやる中で、必ずそこに資産価値が上昇して流通が生まれてくるという、三角形というものが生まれてくるであろうと。
私は、今御質問というか、提言をいただきまして、今回の法律ということは、常に健康とそして省エネということと省CO2という三角形を進めるという、そうした未来への展望に立って、第一歩というものを常にそこで、今回の法律で備えよという御指摘だろうというふうに思います。私は、全く同じ考えに立って、この法律を改正していただいて、さらに視野を持って、そして将来の日本ということを考えてやっていかなくてはならないという決意をさせていただいたところです。
それで、木造ということにつきましても、躯体の話がありましたけれども、木造の場合は通風ということが非常に大事な要素でありますものですから、私、埼玉県に行きましてある工務店と話をしたときに、是非とも見てください、我が社で開発したこういうことですということで、地下の熱は涼しいわけですから、そこの通風ということの中で、実は、夏は涼しく、そして冬は暖かいという、木造ということはこういうことができるんだということを見させていただいたんですが、そこも、甘えさせてはならないということはありましたが、絶対に技術革新をしていったならば、優れた、三要素そろったそうした木造の建物も私はできるんではないかということで、先生の御指摘を受けて新しくまた決意をさせていただいたところでございます。